米Googleは9月6日(現地時間)、同社の店舗紹介サービス「Google Places」が悪用され、営業している店が「廃業」と表示されてしまった問題について、公式ブログで謝罪した。
この問題は、5日に米New York Timesなど複数のメディアが報じた。原因は、現在のシステムでは複数のユーザーから「permanently closed」(廃業)の報告があると、自動的に対象となった店が廃業と表示されてしまうことにある。これが競合相手を追い落とす手段として悪用されている。
Googleは約2週間前にこの問題に気付き、現在対処中だという。数日中にはこうしたラベリングができないようにするとしている。
シニアプロダクトマネジャーのイーサン・ラッセル氏は「われわれは、Google Maps上の正確なリスティングは多くの経営者にとって重要なツールであることを理解している。(中略)発生してしまったスパムラベリングが引き起こしたフラストレーションについて、経営者とユーザーに謝罪し、ユーザーや潜在顧客が最新で正確な情報を確実に入手できるよう努力する」と謝罪した。
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