米Googleは12月7日(現地時間)、スマートフォンで撮影した写真で検索できるアプリ「Google Goggles」のAndroid版を1.7にアップデートし、新機能を追加したと発表した。
Gogglesを起動して調べたい対象を画面に映すだけでその画像がGoogleのサーバに転送され、検索結果が表示されるようになった。シャッターを押す必要がないため、従来より高速に検索ができる。大量のバーコードを読みながら検索する場合などに便利だ。
ただし、continuous modeでの検索結果はGoggles Search Historyの履歴として残らない。また、テキスト翻訳モードも利用できないので、こうした目的の場合は従来のようにシャッターボタンを押す必要がある。
検索対象としてテキストを選ぶと、検索結果としてそのテキストを含むオンライン版コンテンツへのリンクが提示されるようになった。例えば紙の新聞や雑誌の記事の一部をスキャンすると、同じ内容のオンライン版の記事へのリンクが検索結果として提示される。記事全体をスキャンする必要はない。また、そのコンテンツそのものだけでなく、関連するページも検索結果に含まれる。
なお、日本語のテキストにはまだ対応していない。
Gogglesはバージョン1.4から、満足な検索結果が得られなかった場合にユーザーが結果の候補を提案できるようになっており、既に数十万の提案があったという。新版では、ユーザーのサジェストが、ユーザー名とともに検索結果として表示される。
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