韓国Samsung Electronicsは8月6日(現地時間)、GALAXYシリーズの新タブレット「GALAXY Note 10.1」を発表した。まず韓国、米国、英国、独で発売し、日本で発売するかどうかは不明だが、8月から順次販売地域を広げていくという。
2011年9月に発表された「GALAXY Note」は、Samsungが“新しいカテゴリーの製品”と位置付ける大画面(5.3インチ)のAndroidスマートフォン。日本ではNTTドコモが4月に発売した。付属のスタイラス「S Pen」での操作が特徴だ。「GALAXY Note 10.1」はそのタブレット版となる。
10.1インチのディスプレイの解像度は1280×800とGALAXY Noteと同じだ。CPUは「GALAXY S III」と同じ1.4GHzのクアッドコアで、メモリは2Gバイト、ストレージは16、32、64Gバイトの3種類。64Gバイトまで拡張可能なmicroSDスロットを備える。カメラは500万画素と190万画素の2台。ネットワークはWi-Fiのみ、Wi-FiとHSPA+(HSDPA/HSUPA)の2種類があり、年内にLTE対応モデルも提供する見込み。サイズは262×180×8.9ミリで重さはWi-Fiのみの場合597グラム、3Gモデルは600グラム。
OSはAndroid 4.0で、スタイラスでの画像編集ができる「Adobe Photoshop Touch」の他、スタイラスでの操作が可能な「S」シリーズの各種アプリがインストールされている。
また、教科書+ノートとしての教育機関での採用を想定しているようで、同タブレットに最適化したマルチメディア学習コンテンツサービス「Learning Hub」を立ち上げる。このサービスは電子教科書やビデオ教材、スケジュール管理ツールなどで構成されており、年末までに20カ国以上で提供開始するという。
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