米Appleの元エンジニア、ラフール・デワン氏は12月18日(現地時間)、MacにiPadをlightningあるいは30ピンケーブルで接続し、サブディスプレイとして利用できるようにする有料アプリ「Duet Display」をリリースした。
iOSアプリはApp Storeからダウンロードできる。日本での販売価格は1500円。Mac側のアプリは専用ページからダウンロードする(Macのアプリはインストール後再起動する必要がある)。
対応するOSは、Mac側はOS X 10.9以上、iPad側はiOS 6.0以上(iPhoneでも利用できる)。FAQによると、Windowsにも「あなたが思っているよりも早く」対応するという。
また、現在は1度に接続できる端末は1台のみだが、マルチディスプレイ化も検討しているという。
実際に少し使ってみたところ、ディスプレイポートに接続したディスプレイとほぼ同等のユーザー体験を得られた。
Mac側で、iOS端末の解像度とフレームレートを2段階から選べる。ただし、高画質にするほどMacへの負荷が高くなるので、例えばAdobe Photoshopなどのツールパレット置き場として使うなら、低い解像度/フレームレートに設定した方がいいだろう。
なお、Duetという名前はマルチディスプレイではなく、iOSとOS Xのハードウェア/ソフトウェアがハーモニーを奏でるという意味だという。
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