ディー・エヌ・エー(DeNA)は2月5日、2015年3月期通期の連結最終利益(IFRS)が前期比54.5%減の144億円になるなど、大幅な減収減益になる見通しを明らかにした。主力の国内事業で既存タイトルの利用が低下しているのが主因という。
売上高は21.4%減の1426億円、営業利益は53.4%減の248億円を見込む。今期の配当は年間17円とし、前期の年間37円から大きく減配となる。
4〜12月期、ゲーム内仮想通貨の消費高は前年同期から26%減の1120億円にとどまった。ネイティブアプリゲームが拡大しているが、既存タイトルの落ち込みをカバーするまでには至っていない。同期のソーシャルメディア事業は売上高が30%減の851億円、セグメント利益は48.6%減の235億円だった。
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