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UPQの「4Kディスプレイ」表記スペックに誤り 購入済みユーザーには「Amazonギフト券」で対応

» 2017年04月24日 12時30分 公開
[井上翔ITmedia]

 UPQ(東京都文京区)は、同社が販売する4Kディスプレイ3機種においてWebサイト上でのスペック表記に誤りがあることを明らかにした。対象機種を4月12日午前11時までに購入したユーザーについては、6月30日23時59分までに同社の専用フォームへ連絡すると「Amazonギフト券」2000円分をキャッシュバックするとしている。

Webサイト上の告知文 4月12日付けで同社Webサイトに掲示された告知文。この件について、報道関係者に対する通知は行われなかった

 今回判明した誤記は、ディスプレイのリフレッシュレート(1秒間あたりの画面の書き換え回数)に関するもの。Webサイトでは「120Hz」対応と表記していたが、実際はその半分の「60Hz」にしか対応していなかった。

 「誤記」の対象となる製品は以下の通り。

  • Q-display 4K50(参考記事12
  • Q-display 4K50X
  • Q-display 4K65 Limited model 2016/17(参考記事12
スペック誤記が判明した「Q-display 4K50」 スペック誤記が判明した「Q-display 4K50」

 キャッシュバックを受ける場合は、専用フォームから以下の情報を入力する必要がある。

  • 新品で購入したことを示す証明書の写真(レシートや領収書など)
  • シリアルナンバーの写真
  • 氏名
  • 連絡先メールアドレス(Amazonギフト券の送付先)

 現在、本件の経緯などについてUPQに問い合わせを行っている。返答があり次第、別途記事として掲載する予定だ。

各製品ページの追記 当該製品のWebサイトにおける仕様書には、このような追記が

DMM.comへの供給モデルは「返金」対応

 UPQの4Kディスプレイは、「DMM.make DISPLAY」としてDMM.com(東京都港区)にOEM供給されている(参考記事)が、同製品でもWebサイトやパンフレットにおいてリフレッシュレートの誤記が判明し、4月12日に告知(PDF形式)を行っている。

 DMM.comでは、告知日以前にDMM.make DISPLAYを購入したユーザーを対象に7月11日まで電話(午後5時まで)またはメール(午後11時59分まで)で返金を受け付けている。

 手続きに当たっては、告知日以前に購入が完了したことを証明する資料(レシートや購入完了画面など)や返金先の金融機関口座などの情報が必要となる。

DMM.make DISPLAYのお詫び文 UPQからOEM供給を受けた「DMM.make DISPLAY」についてもスペック誤記が判明した。こちらについては、希望者への返金対応が行われる(告知文より)

関連キーワード

UPQ | 4Kディスプレイ | DMM.make | 誤表示


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