新潟県は11月27日、個人情報1件を含むメールを職員が転送しようとした際、送信先ドメインを「gmail.com」にすべきところを「gmai.com」と誤記したため、メールが外部に流出したと発表した。
メールに書かれた個人情報の持ち主には電話で経緯を説明し、謝罪したという。
11月26日の午後3時46分ごろ、長岡地域振興局農林振興部の職員が、外部から受け取った、個人の名前とメールアドレス入りのメールを、所属長の許可を得ず自分の私用Gmailアドレスに転送しようとした際、ドメインを誤記して送信。庁内の情報セキュリティを所管する知事政策局ICT推進課が指摘し、27日に流出が発覚した。
WHOISによると、gmai.comのドメインは、ホンジュラスのドメイン名レジストラを名乗る「BoteroSolutions.com S.A.」が保有している。
gmail.comあてのつもりがgmai.comに送ってしまい、個人情報が流出するミスは今年3月、京都市立芸術大学でも発覚。2021年度の入学予定者135人の氏名、性別、出身校名などを誤ってgmai.comあてに送信し、同大が謝罪している。
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