ヤフーは6月3日、今後閉鎖する3サービスを発表した。不動産プラットフォーム「おうちダイレクト」とワクチン接種枠お知らせサービスを6月30日、モバイルデータ通信サービス「Yahoo! Wi-Fi」を8月31日で終了する。
おうちダイレクトは、ヤフーとSREホールディングスが提供していたもので、両社の業務提携見直しに伴い、サービスの終了を決定したという。各機能の終了時期は、「マンション推定価格シミュレーター」が4月21日、「セルフ売却」は5月19日に新規利用登録を終了する。
セルフ売却サービス自体は6月30日で利用できなくなるが、後継サービスについてはSRE不動産が案内するという。また、「プロフェッショナル売却(売却価格一括査定)」は、サービスブランドを「SRE マーケティング CLOUD」に変更し、SREホールディングスがサービスを継続する。
ワクチン接種枠お知らせサービスは、ワクチン接種枠の空き状況をLINEで通知するサービス。同社では、「新型コロナワクチンの供給課題が解消されてきたことに伴い、本サービスは一定の役割を終えたものと考え、6月末をもって終了いたします」と案内している。
Yahoo! Wi-Fiは、イー・アクセス(現ワイモバイル)との業務提携により、2013年に提供を開始したモバイルデータ通信サービス。2019年1月31日には新規申し込みを停止しており、22年8月31日をもってサービス終了となる。5月1日以降に解約する場合、契約解除料などは発生せず、8月31日まで契約した場合、Yahoo! Wi-Fiの他、各種オプションも自動解約になるという。
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