今年、TVerの伸びがすごいという話があちこちで聞かれるようになった。博報堂DYメディアパートナーズ メディア環境研究所が出した 「メディア定点調査2024」によれば、TVerの利用率は緩い右肩上がりで推移してきたが、前年の2023年には39.5%であったものが、24年は50%越えを達成し、もはやキャズムは超えたといえる。
また同研究所の「テレビ番組視聴意識調査」において、TVerの認知率は全年代を通じて9割を超え、利用頻度も男性10〜20代では3割がほぼ毎日利用すると答えており、1つのメディアとして定着していることが分かる。
TVer自身も、12月11日に24年の利用動向をまとめた「数字で見るTVer」を公開した。「数字で見るTVer」は24年9月に公開が始まった広報データだが、この12月に出たものが最新という事になる。
今回はこのデータをにらみながら、TVerの利用形態や、その立ち位置などを分析してみたい。
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