アナログテレビ放送終了後のVHF(207.5MHz〜222MHzの14.5MHz)周波数帯を活用して展開する新たなマルチメディア放送サービス「NOTTV」が2012年4月1日に開局する。
NOTTV受信機能内蔵モデルは、主にNTTドコモが販売。第1弾としてスマートフォンタイプの「AQUOS PHONE SH-06D」、タブレットタイプの「MEDIAS TAB N-06D」を、2012年上期に新たに5機種を追加する計画だ。
このうち7型タブレットボディを採用する「MEDIAS TAB」は、Xi通信/テザリング+防水&薄型ボディ+ワンセグ&NOTTV+FeliCa&赤外線通信+単体通話をサポートする、意外にスゴい“ほぼ全部入り”の機能を備えて登場する。
主な仕様は、1280×800ドット表示+静電タッチパネルを搭載する7型ワイドの液晶ディスプレイ、デュアルコアで1.2GHz動作のAPQ 8060、1Gバイトのメインメモリ、16Gバイトストレージ+microSDスロット(最大32GバイトSDHC、2GバイトmicroSDを試供品として同梱)で、OSはAndroid 2.3を採用する。
本体サイズは120(幅)×200(高さ)×9.9(厚さ)ミリで、重量は約350グラム。7型サイズの薄型軽量ボディと相まって手にしやすいサイズ感がかなり良好で、縦位置であれば片手で握ることも可能な範囲である。ちなみに内蔵マイクとスピーカーで、フツーのケータイと同じスタイルで“耳に当てて”電話・通話することもできる。タブレットでこれができるのは、かなり斬新だ。
また、厚さ9.9ミリのボディは出っ張る部品類がなく、表も裏もフラットだ。決して目立つ、派手なデザインではないが、薄くフラットで、それでいてIPX7/IPX5の防水、IP5Xの防じん性能を備えたミニマルなスタイルはなかなか印象がよい。
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