2019年5月26日(水)に投稿された、とある福井鉄道の路面電車が54万5571回再生(2019年7月3日時点)で話題になっています。ここが本当に福井駅?と目を疑ってしまうほど、近未来的な光景に思わず見とれてしまいます♪
今回は動画を撮影された「特急ぬめり」ことオギワラナオスケさんにお話を伺い、撮影の裏側や他のおすすめスポットもあわせてご紹介します!
ツイッター再生回数が54万5571回!福井鉄道の路面電車
数年ぶりに訪れた福井駅前は、すっかり未来都市に変貌していた。
降りしきる雨のなか、インバータ音を響かせて入線する福井鉄道の超低床路面電車はまさにサイバーパンク。
その脇では恐竜まで動いてるという。ソースカツ丼も8番らーめんもうまいし、福井すごい。 pic.twitter.com/CP8joulI4a
— 特急ぬめり (@NumeriExpress) 2019年5月26日
2019年5月26日(水)、鉄道ビデオグラファー「特急ぬめり」として活動されているオギワラナオスケさんの投稿した動画が、ツイッターで話題に!「再生回数」が54万5571回、「いいね」は2万3940件、「リツイート」も1万517(2019年7月現在)されているんです。
2019年4月29日(月)と30日(火)の2日間にわたって、夜に撮影されたという今回の動画。
オギワラさんに撮影されたきっかけを伺うと、「せっかくの長いゴールデンウィークなのでどこか出かけたいと思ってたんですが、有名な観光地は混んでそうでイヤだな……と。で、4年くらい訪問してなかった福井駅が、鉄道趣味的にかなりの進化を遂げているらしいという話を聞いたので訪問しました」。
近未来的な雰囲気を感じる福井駅前は、15分も列車に揺られれば、のどかな田園風景が広がります。一本の列車に乗るだけで、そんな両極端の景色を楽しめるところも福井鉄道の魅力だそう。
オギワラさんは子どものころから電車好きで、約10年前にデジタル一眼レフを買ってから、電車の動画を撮影するようになったんだとか。「映画のような映像が撮れると聞いて、ためしに撮ってみた列車の動画があまりにも美しく、迫力があって…」と動く列車の魅力を伝えるようになったそうです。
夜の未来的な風景を最大限に引き出す!撮影の裏側を聞いてみました
撮影は完全にワンオペ。なんと福井鉄道のあの映像もひとりで撮影・録音から編集までされたそうです。最近では滑らかな映像を撮るために、スタビライザーを導入。持ち運びが大変だそうですが、撮れる映像がすばらしいので手放せなくなっているそうですよ。
福井鉄道の撮影で心がけたことを聞いてみると、「福井駅前はとにかく夜の風景が未来的な印象だったので、その美しさを最大限に引き出すよう工夫しました。たとえば、未来感を強調するため、映像には最新型の超低床路面電車だけが登場するように編集しています」。
長崎の路面電車も見逃せない!
ああ…長崎に移住したい。
角煮まんじゅうをほおばりながら、路面電車の車体きらめく夜の街を堪能するのだ。
こんな光景を毎晩楽しめる、長崎市街に移住したい。 pic.twitter.com/7Pp3fjAtUp
— 特急ぬめり (@NumeriExpress) 2019年5月11日
素敵な動画を次々と発信されているオギワラさん。過去に撮影された中で、おすすめの場所を聞いてみました!
「長崎電気軌道(路面電車)の長崎駅前停留場が大好きです。Y字型に分岐する線路、せわしなく行き交う小さな路面電車たち、そしてその様子をいろんな角度から眺められる巨大な歩道橋。路面電車は日本全国で走ってますが、ここまで壮観な光景はそうそう見られません。何時間いても飽きないですね」。
まとめ
福井鉄道や長崎電気軌道の路面電車と、美しい街の景色を撮影することで、さらに魅力的に映し出されていましたよね♪電車動画を見て、実際に足を運んでみたくなった方も多いのでは?ぜひこの夏は、お出かけ先で動画撮影にチャレンジしてみてくださいね。
■撮影/オギワラナオスケ
デザイナー兼アマチュア鉄道ビデオグラファー。
日本各地の路面電車、地方私鉄、JRのローカル線を中心に、鉄道をとりまく風景の映像を趣味で撮影している。2019年、約10年にわたって撮りためた鉄道映像の編集・公開を開始。
写真提供:オギワラナオスケ
※この記事は2019年7月時点での情報です
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前田琴美
山口県出身、バラエティ番組の元AD。海外旅行が大好きで、暇さえあれば次の旅行先を模索中。今は、ラテアートにハマっています。