JFOODO、上海市と深セン市で日本酒試飲会イベント開催
(中国)
JFOODO(日本食品海外プロモーションセンター)中国は12月18~21日、上海市と広東省深セン市の和食店、日本酒バー7店舗で、日本酒の試飲会イベントを実施した。日本酒に興味を持つ一般消費者やメディア、KOL(キー・オピニオン・リーダー)を招き、計95人が参加した。
JFOODOでは2019年から、中国国内での日本酒の販売促進や飲用率向上を目的に、日本酒プロモーションを実施している。今回のイベントでは各店舗で4~7種類の日本酒を提供し、国際唎酒師(きき酒師)からそれぞれの日本酒の紹介や、和食とのペアリングについて説明を行った。
また、今回のイベントでは、山形県天童市の出羽桜酒造の仲野益美代表取締役社長、愛知県設楽町の関谷醸造の宮瀬直也杜氏(とうじ)、酒サムライコーディネーターの平出淑恵氏を招聘(しょうへい)し、参加者に日本酒の紹介や日本酒造りのこだわり、飲み比べの楽しみ方などを直接伝える機会を設けた。参加者からは、「酒造の方が来て直接説明してくれたことで、日本酒への理解がより深まった」「今回のイベントで気に入った日本酒を購入して、家族や友人と楽しみたい」といった声が聞かれた。
JFOODO中国は12月27日から1月26日にかけて、上海市や広東省広州市、同省深セン市の和食店80店舗で、和食と日本酒のペアリングイベントを継続して実施している。中国での日本酒の知名度向上と輸出拡大に向けた取り組みを引き続き行っていく。
(田中琳大郎)
(中国)
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