宇宙スタートアップ企業「アークエッジ・スペース社」に出資
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宇宙スタートアップ企業「アークエッジ・スペース社」に出資
~多波長衛星データを活用したCO2モニタリング事業で協業~
- フロンティア
2025.02.07
清水建設(株)<社長 井上和幸>は、宇宙開発事業の一環としてこのほど、超小型衛星の開発・製造・運用・ソリューション提供を手掛ける宇宙スタートアップ企業「株式会社アークエッジ・スペース」に出資しました。今後、同社と協働し、多波長衛星データを活用した二酸化炭素モニタリングの事業化に向けた取り組みを進めていきます。
アークエッジ・スペース社は、「衛星を通じて、人々により安全で豊かな未来を。」をミッションに掲げる超小型衛星システムの総合インテグレーター企業で、事業分野の一つとして、地球観測や衛星IoT通信等に対応した超小型衛星コンステレーションの構築に取り組んでいます。
一方、当社は、フロンティア領域のビジネス展開の一つとして宇宙開発事業に注力しており、現在、宇宙輸送関連、衛星データ活用、月開発の3分野で事業化に向けた取り組みを進めています。アークエッジ・スペース社とは、衛星データ活用分野で協業関係にあり、衛星リモートセンシング技術を活用した地球温暖化対策ソリューション開発の一環として、多様な波長データを収集できる多波長センサを用いた二酸化炭素排出量観測の地上実証実験に共同で取り組んできました。
多波長センシング技術は、肉眼では評価できない物性の違いや目視できない現象を可視化する「物体の識別」を得意とする観測技術です。多波長センサを搭載した小型衛星を運用することで、大気中に放出された二酸化炭素やメタンを地球規模かつ高頻度で検知できるようになります。今後、アークエッジ・スペース社と連携して、多波長衛星データを用いた二酸化炭素モニタリングの事業化に取り組み、地球温暖化の抑制に寄与していく考えです。
以上
≪参 考≫
株式会社アークエッジ・スペースの概要
本社所在地 | 東京都江東区有明1-3-33 ドーム有明ヘッドクォーター3階 |
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代 表 者 | 代表取締役CEO 福代 孝良 |
設 立 | 2018年7月 |
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