「サラリーマンでも大家さんになれる46の秘訣」の続編である。
藤山氏が73戸の物件を所有するまでの体験が前著に比べて格段に詳しく書いてある。
株の信用取引で自己資金をつくったこと、競売物件に初めて入札したときの感情、 専業大家さんになったあとに不動産販売会社で修行、物件引渡しの強制執行などなど。
ちょっとした私小説のように面白く読める。
実際、藤山氏が前著を出版したきっかけは小説の執筆だったらしい。
では読者はこの面白い本から何を読み取ればいいのか?
それは藤山氏と自分がどれだけちがう ( あるいは同じ ) 人間かということだと思う。
読者が藤山氏と同じような気質の人なら、
そのやり方をマネするのもいいだろう。
だが、藤山氏は体育会系 ( 学生時代は応援団員 ) である。
商事会社でのたたき上げである。
競売特別売却物件の取得が得意である。
リフォームは自分でする。
会社に勤めながら宅建に受かり、
不動産販売会社に再就職して資格を得ている。
果たして読者は同じことを自分で出来るだろうか?
投資のスタイルは各人各様である。
だから著者のストーリーを自分に重ねるのは危ない。
小説なら好きな...
藤山氏が73戸の物件を所有するまでの体験が前著に比べて格段に詳しく書いてある。
株の信用取引で自己資金をつくったこと、競売物件に初めて入札したときの感情、 専業大家さんになったあとに不動産販売会社で修行、物件引渡しの強制執行などなど。
ちょっとした私小説のように面白く読める。
実際、藤山氏が前著を出版したきっかけは小説の執筆だったらしい。
では読者はこの面白い本から何を読み取ればいいのか?
それは藤山氏と自分がどれだけちがう ( あるいは同じ ) 人間かということだと思う。
読者が藤山氏と同じような気質の人なら、
そのやり方をマネするのもいいだろう。
だが、藤山氏は体育会系 ( 学生時代は応援団員 ) である。
商事会社でのたたき上げである。
競売特別売却物件の取得が得意である。
リフォームは自分でする。
会社に勤めながら宅建に受かり、
不動産販売会社に再就職して資格を得ている。
果たして読者は同じことを自分で出来るだろうか?
投資のスタイルは各人各様である。
だから著者のストーリーを自分に重ねるのは危ない。
小説なら好きな...
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