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「鶏もも肉」で吉田愛さんの
おつまみおかずレシピ★
新しいアレンジで楽しむ!

やわらかくてうまみのある「鶏もも肉」は、おつまみにもってこい! 揚げる、焼く、炒めるなど、さまざまな調理法で楽しむことができます。「食感と香りを効かせてメリハリをつけると、お酒がすすむおつまみになりますよ」と吉田愛さん。ご飯のおかずにもバッチリ合う、おすすめの3品をお届けします。

やっぱりはずせない、
鶏もも肉の絶品から揚げ

クミン香る梅から揚げ

和素材とスパイスをかけ合わせ、お酒もご飯もすすむから揚げに。

写真

梅干しの酸味とクミンのスパイシーな風味を片栗粉とともに鶏もも肉にからめ、いつものから揚げを大胆アレンジ。口の中にさっぱりとしたおいしさと、エスニックな香りが広がり、思わず顔がほころんじゃいます。ポリ袋を使うと、ころもづけがラクですよ。

材料(2人分)

鶏もも肉
大1枚(約300g)
梅干し(塩分8%のもの)
大1個(約20g)
片栗粉
適量
揚げ油
適量
(A)
しょうが(すりおろし)
小さじ1
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
小さじ2
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
小さじ2
クミンシード
小さじ1
ごま油
小さじ1

つくり方

1
鶏肉は余分な筋と脂肪を取り除き、一口大に切る。
2
厚手のポリ袋に(1)、(A)、梅干しを細かくちぎって種ごと加える。よくもんで10分ほどおき、片栗粉をまぶす。
3
直径20㎝のフライパンに揚げ油を2㎝深さほど入れ、中火で熱する。(2)を入れて両面を約2分ずつ揚げ、火を強めてからりと揚げる。

(1人分409kcal、塩分1.9g)

Point

直径20㎝ほどの小さめのフライパンを使うと、鶏肉を入れたときに油の高さが上がるので、少ない油でもカラリと揚げられます。

ピリッとした辛みが
くせになる、
韓国風甘辛チキン

韓国風チキンのナッツあえ

コチュジャンを使った甘辛いたれが、カリッと焼いた鶏肉にぴったり。

写真

韓国料理のヤンニョムチキンのような、こくのあるたれが食欲を誘う一品。アーモンドのカリッとした食感が加わると、たちまちくせになるおつまみになるんです。ビールはもちろん、韓国焼酎と一緒にぜひ!

材料(2人分)

鶏もも肉
大1枚(約300g)
片栗粉
適量
サラダ油
大さじ2
アーモンド(粗く砕く)
20g
(A)
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
大さじ1/2
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少々
こしょう
少々
(B)
にんにく(すりおろし)
小さじ1/2
コチュジャン
大さじ1
マンジョウ 国産米こだわり仕込み 料理の清酒
大さじ1
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大さじ1
キッコーマン いつでも新鮮しぼりたて生しょうゆ
大さじ1/2
はちみつ
小さじ1
酢
小さじ1

つくり方

1
鶏肉は余分な筋と脂肪を取り除き、一口大に切る。(A)をもみ込み、片栗粉を薄くまぶす。
2
フライパンにサラダ油を中火で熱し、(1)を並べてこんがりと焼き色がつくまで両面を約3分ずつ焼く。一度取り出し、フライパンをさっと洗う。
3
フライパンに(B)を入れて混ぜ、中火にかける。30秒ほど煮立たせ、(2)を戻し入れて全体にからめ、アーモンドを加えてさっと混ぜる。

(1人分469kcal、塩分1.9g)

Point

カリッとした鶏肉の食感が残るように、たれをからめたらすぐに取り出して。

気が利いてる、
鶏肉とクレソンの絶品炒め

鶏肉とクレソンのガーリック炒め

ほろ苦いクレソンとうまみたっぷりの鶏肉を、だししょうゆで品よく仕上げて。

写真

肉料理のつけ合わせに使われることが多いクレソンを、鶏肉と一緒に炒めておつまみに。にんにくを効かせ、うまみのあるだししょうゆで炒めると、味がピタリと決まります。ささっと簡単につくれて、どんなお酒にも合いますよ♪

材料(2人分)

鶏もも肉
大1枚(約300g)
å¡©
ひとつまみ
こしょう
少々
クレソン
1束(約50g)
オリーブオイル
大さじ1/2
にんにく(つぶす)
1片分
キッコーマンいつでも新鮮 旨み広がる だししょうゆ
小さじ2

つくり方

1
鶏肉は余分な筋と脂肪を取り除き、縦半分に切ってから1.5㎝幅に切り、塩、こしょうをふる。クレソンは茎と葉に切り分け、4㎝長さに切る。
2
フライパンにオリーブオイル、にんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったら鶏肉の皮目を下にして入れ、3分ほど焼く。こんがりと焼き色がついたら、上下を返してさらに3分ほど焼く。ペーパータオルで余分な脂を拭き取る。
3
クレソンの茎を加えてさっと炒め、だししょうゆを回しかける。クレソンの葉を加え、さっと炒め合わせる。

(1人分376kcal、塩分0.9g)

Point

クレソンは火通りがちょうどよくなるように、茎を先に入れ、葉を後から入れて炒めます。

ホームクッキング編集担当より

吉田愛さんにレシピをお願いしたときは「意外性を大切にして欲しい」と伝えました。かくして考えてくださった3品は、スパイスのアクセントを効かせたり、ピリ辛で後引く味にしたり、ほろ苦さが魅力の葉物と合わせるなど、まさにこれ!といったものばかり。ずっと大切にしたいレシピです。(編集長・杉森)

写真:教えてくれた人 吉田愛さん

教えてくれた人 吉田愛さん

料理家、唎酒師。料理人だった祖父の近くで幼い頃から料理に親しむ。東京の日本料理店にて板前として働いた後、京都での修行経験などを交え、より本格的に和食を学ぶ。本格和食から簡単に作れる和テイストのおつまみまで幅広く提案。作りやすくておいしい和食のレシピに定評がある。
インスタグラムID @ai2ueo

撮影/キッチンミノル スタイリング/駒井京子 熱量・塩分計算/宮坂早智 取材・文/川端浩湖
※商品情報は本記事公開時点のものです。公開後にリニューアル、販売終了等になることがありますので詳しくは当社サイトの商品情報をご確認ください。
公開:2025年2月26日

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