新型コロナウイルス感染を予防しながら将棋を楽しもうと、兵庫県加古川市の「かこがわ将棋プラザ」は、対局者の間に置く間仕切りを手作りした。シートの下には空間を設け、手を差し入れて駒を動かせる。
将棋プラザは、「棋士のまち」をPRする加古川市の施設。JR加古川駅南側のヤマトヤシキが入る商業施設内にあり、子どもからお年寄りまで自由に対局できる。
間仕切りは縦約80センチ、横約90センチ。運営する市ウェルネス協会の職員が、ホームセンターで購入した塩化ビニールパイプと透明のビニールシートを組み合わせて約20セットを製作した。5月25日の再開から設置している。
同プラザで教室「加古川将棋倶楽部」を主宰する井上慶太九段(56)は「まったく支障なく指せるし、安心感もある」と話した。(辰巳直之)
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