Firefox:承諾もなしにWebサイトでの行動をトラッキングするのは、何もFacebookだけではありません。ほとんどのサービスでオプトアウトするのが簡単になっているにも関わらず、GoogleやLinkedIn、他のサイトも同じようにトラッキングしています。
プライバシーと引き換えに何かの特典を得てサービスが使いたい時は、Firefoxの拡張機能「Priv3」を使えば、サイトがトラッキングしないように選択可能です。
Priv3は、ラトガース大学とカリフォルニア大学バークレー校と提携している独立調査センターである「国際コンピュータ科学機関(ICSI)」の調査の結果によるものです。
この拡張機能は、サードパーティのデータのやり取りを完全にブロックはしませんが、FacebookやGoogle(特にGoogle+の「+1」ボタン)、Twitter、LinkedInのようなソーシャルサービスのデータのやり取りを選んで止めることが可能です。パソコンのトラッキングクッキーを削除し、他のサイトでクッキーを読めないようにします。
それらすべてのサービスで使うことができますが、Facebookの「いいね!」ボタンのあるすべてのサイトが、情報を拡張機能に渡しているのではないかという心配は必要ありません。「いいね!」ボタンや「+1」ボタンをクリックする時は、拡張機能はクッキーのセッションを再読み込みし、互いに情報を流します。要するに、友だちと情報共有するために何かをクリックすることで、わざわざオプトインでもしない限りは、トラッキングのオプトアウトをすることができるようになるということです。
この情報を教えてくれた米LHコメンターのSammySoulさん、ありがとう!
Priv3: Practical Third-Party Privacy | ICSI, Berkeley, CA
Alan Henry(原文/訳:的野裕子)