あぁ~、これ買わなきゃよかった...orz
大して必要のないものを買ってしまったとき、新機種や改訂版が買った直後にリリースされたときなど、誰しも買い物にまつわる後悔の一つや二つ、あるものです。そこでこちらでは、買い物の後悔を減らすためのコツをまとめてみました。
Photo remixed from an original by Supri Suharjoto / Shutterstock.買い物の後悔を避ける最善の策は、事前に計画することです。一週間、もしくは一ヶ月先に買い物解禁日を設定し、スケジュールに入れておきましょう。ライフハッカーアーカイブ記事「『いますぐ買わなきゃ!』ゴコロをくすぐる、5つのセールスワード」でもご紹介したとおり、「一日限り」のようなマーケティング戦術は、消費者をたくみに操ろうとするもの。「5,000円以上の買い物は、一週間待機期間を設ける」といったように、買い物ルールを作って自衛しましょう。スケジュールにリマインダを設定し、たとえばアマゾンの「ほしい物リスト」にアイテムを保存するのも一法。待機期間が経過して、まだほしいなら買うという流れです。同様の方法に「すぐ買わずにリスト化! 『30日ルール』で衝動買いを防ごう」で紹介した「30日ルール」もあります。
また、商品の長短をリストアップし、自分のニーズに合っているかどうかを確認しましょう。商品のリサーチでは自分のニーズを把握し、これらと商品の機能を比較するのがポイント。たとえばラップトップを購入するなら、14インチのスクリーンとか、重さ4ポンド(約1.8キロ)未満など、必須の機能をリストアップするといいでしょう。また、長所や利点だけでなく、商品の短所や欠点も分析すること。これによって、自分がどんな商品を買おうとしているのか意識できます。また、購入の是非を判断する際は「『買うべきか?買わざるべきか?』がわかるフローチャート」のような、シンプルなフローチャートのほか、ユニークなアプローチとして、「衝動買いを防ぐには『ストレンジャーテスト』が効果的らしい」の「ストレンジャーテスト」も参考になります。
価格が適正かどうかはウェブサイトで調べること。オンラインショッピングで最低価格をゲットするなら、買いどきを見極めましょう。価格比較サイトでチェックするようにしてください。その「セール」が本当にお得なのかどうかを知ることが必要です。 商品、ことにガジェットは、ライフサイクルの初期に買うほうが望ましいです。米Gizmodoは、iPad2のリリース直前、「ガジェットを買うときの鉄則は、プロダクトライフサイクルの折り返し地点を過ぎたモノは、買わないこと」とアドバイスしています。アップル製品にはリリース予定カレンダーがあるので、プロダクトライフサイクルを判断しやすいです。ただし、アーリーアダプターの人は、後悔するリスクが大きくなることを覚悟しましょう。もちろん、第一世代のデバイスを買うことで心理的な利点はありますが、ユーザからのフィードバックにより、バグが修正されて機能がより充実する、第二世代以降のモデルを選んだほうが無難かもしれません。 支出計画を作り、買い物金額と自分の懐事情を勘案しましょう。自分に買える商品なのかを確認することがもっとも重要ですが、クレジットカードの請求書を受け取ってから後悔する人が多いのも事実です。米ファイナンス専門メディア「Bankrate.com」のホームオーナーに対する調査(英文)によると、回答者の22%が毎月の返済をできずにいるとか。予算を考えて「後の祭り」とならぬよう、支出計画を作りましょう。また、商品は適切な返品ルールを運用するお店から買うようにしてください。一方で、いつまでも待ちすぎるのも考えもの。お買い得価格でゲットできるよう、アラート機能を活用しましょう。リサーチにあまり長い時間をかけすぎると、せっかくのチャンスを逃すこともあります。本当にほしい、かつ買えるものなら、価格トラッキングサイトの通知機能を使い、価格が落ちたらすぐに購入アクションできるようにするのも一法です。
購入した商品は、できるだけ買ったときの状態をキープし、後々売る方法を知っておくと良いでしょう。ガジェットを売る場所や方法を知っていれば、「買って失敗するかも」と過度に心配する必要はなくなります。
これでもなお、買った後で後悔するようなことがあれば、購入する前に自分がやったことをすべて思い出しましょう。後悔をゼロにすることはできないかもしれませんが、正当な調査を経て購入した商品は、それなりに自分のニーズに合ったものでしょうし、購入時点では、最も得な価格で買ったはずです。自分が調査でやったことを思い出し、自分のニーズと商品がどうマッチしているか? 別の視点で見てみましょう。
ポイントは、自分のニーズと予算にマッチした商品を選ぶこと、買うと決めたら絶好のチャンスを見極めること、最善を尽くして買ったなら後からクヨクヨ悩みすぎないこと、といったところでしょうか。
皆さんは、買い物で後悔しないために実践していることはありますか? コメント欄で是非お聞かせください。
MELANIE PINOLA(原文/訳:松岡由希子)