人前でプレゼンをするような時でも、ただ数人と話しているだけでも、言いたいことを伝えやすくするために「身振り手振り」を使うことがあるでしょう。米心理学誌『Psychology Today』によると、ジェスチャーや身振り手振りには、無意識のうちに態度を表していることがあるのだそうです。身振り手振りやジェスチャー、特に手の動きを見ると、その人の真意がわかることがあります。
Psychology Todayには、以下のような例が挙がっていました。
- 手が全然動かない
手の動きがないのは「無関心の表れ」のことがある。
- 手の平の角度が45度で腕が開いている
正直で誠実なコミュニケーションをしている。
- 手の平が下向きで腕が開いている
確実に伝えようとしている。
- 体の前で腕組みをしている
緊張、もしくは神経質になっている。
- 手の動きが大きい
混乱していて、収拾がつかないような状態。
相手の身振り手振りを見て、本当の意図を予測するのもいいですし、自分が会話する時にどんな身振り手振りをしているかを観察するのも面白いでしょう。日本人は会話の中で身振り手振りを使うことは少ないと思いますが、外国人(特に西洋人)と会話をする機会があれば、参考にしてみてください。言葉が聞き取れなくても、手の動きで相手の真意がわかった! なんてこともあるかもしれません。
Your Hand Gestures Are Speaking For You | Psychology Today
Thorin Klosowski(原文/訳:的野裕子)
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