Dumb Little Man:朝型の人はエネルギー満タンで目覚め、簡単な朝食と1杯のコーヒーで1日を始めることができます。そうでない人は、あと1時間はベッドの中にいたいと、ギリギリになるまでぐずぐずしていたりします。
とは言え、昼間にスランプになったことがない人はいないでしょう。それはつまり、机で仮眠を取ったり、休憩室のソファで丸まりたいという衝動と戦わなければいけなくなったりする状況です。
幸運なことに、それを逃れるための方法があります。
夜の睡眠と食事で蓄えたエネルギーは、いずれは底をつくため、1日を元気に過ごすためには自分を奮い立たせなければなりません。下記に述べる簡単な方法を使うことで、1日に活力をチャージして、スランプのときでも力を出せるようになるでしょう。
1. 早起きをする
1日のやる気を維持するにはどうしたらいいでしょうか?
朝はできるだけ早起きして、目覚ましのスヌーズボタンを押さないところから始めましょう。人間の体は、目覚ましが鳴る前から覚醒状態に向かっており、ホルモンを放出して生命力と活力を与えてくれます。スヌーズボタンを押すことは、自らの生産性とやる気を下げ、1日のスタートをより苦しくします。目覚まし時計を遠くに置いて、止めるために布団から出る必要があるようにしておきましょう。そうすると、1日中、気分がずっと良いことに気が付くでしょう。
2. 太陽光を入れる
太陽の光は人間が基本的に欲するものの1つです。人間は基本的に昼行性の生き物なので、光の下でもっとも活発になります。ブラインドを上げ、カーテンを開けて、朝起きる時間に太陽光が差し込むようにしておけば、すっきりと目が覚めやすくなります。もし外が暗ければ、明かりをつけましょう。CFL(電球形蛍光灯)の「昼光(daylight)」電球は、白熱灯のまぶしすぎる黄色い光と違って、太陽光に非常に近い光を放ちます。
3. 考えをまとめる
人は、目が覚めたらすぐに動きだします。しかし、1日の始まりに考えをまとめ、目標やその手順を検討すると、向かうべき方向や目的がわかるため、生産性をさらに上げることができます。メールチェックをしたい衝動を避け、生きてリフレッシュしていることを楽しむ10分間を作りましょう。
4. 散歩する
これはエネルギーを失うことのように思えますが、実は、その逆です。ジョージア大学の論文によれば、1週間に3回程度簡単な散歩を行う人は、朝のエクササイズとしてハードなトレーニングを行っている人よりも、高いエネルギー水準を、より長時間維持できるというのです。朝型でない人が、ハードなトレーニングをしすぎると、後々必要なエネルギーを消耗してしまいます。
5. 朝食は必ず取る
朝ごはんに、いろいろなものを少しずつ食べるというのはよくありません。成功している人たちは、例外なく朝ごはんを重視しています。この世界において、朝とるべき道は、炭水化物とタンパク質の入った食事をすることで、できればカフェインも摂りたいところです。炭水化物とカフェインのみを摂取したときに起きる不都合は、タンパク質を併せることで抑えられます。時間がなければ、プロテインバーを食事に加えて、肉や豆の代わりにしても構いません。
6. 昼食でたっぷり充電しましょう
朝ごはんでビタミンを摂り忘れたら、昼食にとり入れるといいでしょう。マルチビタミンは体に足りない栄養素を少し補給してくれます。それはエネルギーを生むため、1日を楽しく過ごす力となります。食べ過ぎたりしないよう、無理なく健康的に昼食をとれば活力が長持ちするでしょう。
7. 外で昼ご飯を食べましょう
朝の太陽光が目覚めに良いことは覚えていますよね? 太陽の光は強力です、そしてそれは朝に限ったものではありません。太陽光はビタミンDの生成を促し、エネルギー水準を高く維持するのに役立ちます。研究者は、ビタミンDが新陳代謝やインスリンの放出をコントロールすると考えており、それはどちらも人の活力に大きく関わっています。
8. 動き回って何か食べましょう
どんな生活をしていても、午後に憂鬱になってしまうときはあります。それに打ち勝つもっとも良い方法は、立ち上がって動き回ることです。何か確認しなければならないことはありませんか? 席を立って何かしなければならないと感じたことはありませんか?
もし席を離れられないようであれば、炭水化物とタンパク質が入ったプロテインバーが助けてくれるかもしれません。それはボティビルダーやウェイトリフティングの選手のためだけのものではありません。スランプを感じる皆さんのためのものでもあるのです。
9. 動き続けましょう
仕事が終わってからも、やることはあります。動き続けましょう。上記のことを私生活でもやる時間なのです。ファストフードの誘惑とは距離をおきましょう。飽和脂肪酸と不要な炭水化物は、皆さんの体に余計な負担をかけるからです。また、早く寝すぎると早く起きすぎてしまい、そのあとの日課をすべて捨ててしまうことになります。
時間があれば、週に1回、インターバルトレーニングのクラスに通ってください。1日の残りを過ごすのに十分な代謝を促します。それが難しければ、家までの道のりを、自分が心から楽しめるような音楽を聴きながら帰りましょう。1日の終わりに向かって、過度でない程度にエネルギーをチャージできるでしょう。
限界まで追い込まれたときは、効果のある食べ物やビタミンを摂りましょう。栄養価の高いものを摂取することは、何にも代えられない価値があります。大切なのは、動き続けるということです。
9 Simple Tricks to Supercharge Your whole Day|Dumb Little Man
Shariq Toor(訳:コニャック)
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