Googleは、AIの未来について何度も宣伝してきました。

AIを検索の新しい顔にしたいと考え(あまりうまく展開していませんが)、AIを最新のスマホのセールスポイントにしたがっていますが、米Lifehackerのアソシエイト・テック・エディターであるMichelle Ehrhardtさんが指摘している通り、Pixel 9 ProのAI機能でさえ中途半端な感じがします

【今日のワークハックはこんな人におすすめ!】

  • Google Meetで議事録を自動化したい人
  • AIを活用して仕事を効率化したい人

Google Meetの新機能で会議の議事録を作成

AIの残念な体験に疲れている人も多いかもしれませんが、今後のAIの応用についてはまだ期待がある状況です。

今週ついにリリースされるGoogle Meetの新機能である「Take notes for me(メモを取る)」はその一例かもしれません。

「メモを取る」は、その名が示す通りの機能です。

有効にすると、GeminiがGoogle Meetのビデオ会議中の発言内容を自動的に整理して要約します。

会議が終わると、Geminiはそのメモをミーティングの主催者のGoogleドライブに保存し、そのファイルをGoogleカレンダーの予定に添付してくれます。

Geminiは、会議の詳細なメモを表示する前に、要約を用意してくれているので、会議の進行中に「これまでの」要約を表示することもできます。

そのためミーティングに遅れて参加した人も、会議の要点と最後に話されたことの両方を確認することが可能。

こうした会議中の要約は、後ほど確認して評価することもできるので、Geminiの解釈が的外れだと感じたら、それをフィードバックしましょう。

Credit: Google
Credit: Google

Googleは少なくとも4月からこの機能をテストしており、8月13日火曜日に対象となるGoogle Workspaceの顧客に対してこの機能の提供を開始しました。

9月10日火曜日までに、該当するすべてのユーザーが利用できるようになるはずです。

Google Meetの 「メモをとる 」機能を試す方法

このユニークなAI機能を利用するには、Google Workspaceの以下のアドオンプランのどれかに加入している必要があります。

  • Gemini Enterprise
  • Gemini Education Premium
  • AI Meetings & Messaging

所属している職場や学校がこれらのアドオンの1つに有償で加入していれば、この機能は管理者側でデフォルトで有効になっているので、ユーザー個人が自分の組織のIT部門にリクエストする必要はありません。

ただ、ユーザーは、デスクトップかノートパソコンを使用している必要があります(この機能は、現時点ではモバイルデバイスでは利用できません)。 また、Geminiは英語での会話しかを書き起こすことができません。

上記の条件を留意した上でGoogle Meetでの会議を開始し、「Geminiでメモを取る」をクリックしましょう。

Geminiに会議の内容を文字起こしさせるかどうか、またAIにミーティング自体を録音させるかどうかを選択し、「メモを取り始める」を選択。

回転する矢印をクリックすると、手動で「これまでの要約」を更新することができます。

ホストコントロールが設定されていなければ、会議参加者全員が会話を残したくない場合に備えて、「メモを取るのを止める」のオプションも用意されています。

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