「Launchy」から自分にメールを送信するギークな方法を読者Ryanが記事にしていました。リマインダーを送信したりするにはかなり便利なトリックですよ!
このハックを行うためにRyan氏はVisual Basic Script(VBS)ファイルを作成。これによってGmailのSMTPサーバ経由でメールが送信されるのです。メールアドレスはコード内に組み込まれているのですが、件名は「Launchy」から直接入力可能。このワザを使ってみたい、というあなたのためにそのVBSファイルを公開しちゃいますので、新規の*.vsbファイルを作成して、以下のソースをペロッと貼りつけて下さい。大文字で書いてあるところの部分は自分で変更してくださいね。
Set iMsg = CreateObject("CDO.Message")
Set iConf = CreateObject("CDO.Configuration")
Set Flds = iConf.Fields
schema = "http://schemas.microsoft.com/cdo/configuration/"
Flds.Item(schema & "sendusing") = 2
Flds.Item(schema & "smtpserver") = "smtp.gmail.com"
Flds.Item(schema & "smtpserverport") = 465
Flds.Item(schema & "smtpauthenticate") = 1
Flds.Item(schema & "sendusername") = "MYACCOUNT"
Flds.Item(schema & "sendpassword") = "PASSWORD"
Flds.Item(schema & "smtpusessl") = 1
Flds.Update
With iMsg
.To = "EMAILADDRESS"
.From = "NAME
" .Subject = wscript.arguments.item(0)
.HTMLBody = message
.Sender = " "
.Organization = " "
.ReplyTo = " "
Set .Configuration = iConf
SendEmailGmail = .Send
End With
set iMsg = nothing
set iConf = nothing
set Flds = nothing
さて、これでスクリプトは完成。次に「Launchy」のPluginsタブをオプションパネルから開き、スクリプトを指定する新規Runnerコマンドを作成。ここでのポイントはArguments項目の部分に「"$$"」を使用すること(引用符「"」は重要ですよ)。
この例ではコマンドとして「"tome"」が使われているので、「Launchy」に「"tome"」と入力、タブキーを押し、メールの件名を入力。ここまでの作業が上手くいっていたら同じ件名のメールがGmailアカウントに届いているはずです。
このTipsは自分宛にメールする以外にも応用できます。例えば、スクリプトのコピーを作成しTo項目を調整すればRemember the Milkやその他のサービスへメールを送信し、連動させることも可能。LH質問箱:RTMにメールで転送したタスクを特定のリストに追加するには?あたりの記事と連動を図るとかなり使えそうです!Thanks, Ryan!
ウェブブラウザを使うほうが性に合う、という方なら「Launchy」からGmailの新規メールウィンドウを直接立ち上げる方法(英語)、を読んで見て下さい。
「Launchy」関連情報をもっと知りたい方はこれとかも読んで見てください。「Launchy」そのものについてはこちらの日本語解説もご参照あれ
The How-To Geek(原文/まいるす・ゑびす)
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UPDATE:リンク抜けの箇所を修正しました。ご指摘コメントありがとうございます!