大きなサイズの造形で精度が落ちたり、レジン(樹脂)の温度管理が難しかったり…。光造形3Dプリンターの世界では、こうした課題が悩みの種に。特に実寸大プロトタイプの制作なんかで、高精細と大型造形の両立が大きな壁となっていました。

そんな常識を塗り替えるUniFormation「GK3 Ultra」が、このほどmachi-yaに登場。16K解像度の精細な造形能力を備えつつ300×160×300mmの大型造形が可能。さらにヒーター搭載で高機能レジンにも対応する本機が、光造形3Dプリンターの新たな地平を切り開きます。

家庭用の光造形3Dプリンターにしてプロフェッショナルの要望にも十分応えられる「GK3 Ultra」の実力を、まとめてご紹介していきます。

精密×大型な造形を叶える

Image: sunstella_3d
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フィギュアやガレージキットの制作で、ディテールの表現にこだわりたい方に朗報です。「GK3 Ultra」は家庭用機にして16K解像度を実現。髪の毛一本一本からコスチュームの細かな質感表現など、プロ顔負けの高精細な造形を可能にします。プラモデルの金型から作られたかのような滑らかな表面品質は、作品のクオリティを確実に引き上げてくれるはずです。

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さらに注目すべきは、この精密さをA4サイズ超えサイズの造形物にも適用できること。面倒な分割・接着作業なしで一体成型が可能です。

たとえば大型の建築模型を作る際も、細かな装飾パターンや質感まで忠実に再現。組み立て跡を気にすることなく、理想的な仕上がりを追求できます。大きな外観パーツから精密な内装まで、異なるスケールの造形物を同じクオリティでつくり出せるのは「GK3 Ultra」ならでは。「精密×大型」の組み合わせがもたらす恩恵は計り知れません。

プロ用途で真価を発揮

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「GK3 Ultra」の真価は、その優れたエンジニアリング機能にも表れています。同機に搭載のレジンヒーティング機能が、光造形3Dプリンターが抱えてきた温度管理の課題を解決するソリューションに。この機能のおかげで冬場でもレジンの最適な粘度を保ち、造形が安定。デリケートなエンジニアリングレジンも扱えるようになりました。

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高い剛性と精度も見逃せないポイントです。デュアルリニアレールとボールスクリューを採用することで、大型で重量のある造形物でも安定した精度をキープ。産業用途に求められる高い信頼性を確保しています。

さらに、20種類以上のエンジニアリングレジンに対応予定という懐の深さも、プロフェッショナルユーザーを魅了するポイントです。2025年春頃までには全てのパラメーターが公開される予定で、用途に応じた最適な材料選択の幅が大きく広がることになります。

手間のかかる造形作業をよりスマートに

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高度な基本性能に加えて、ユーザーの使い勝手を徹底的に追求した機能の数々を搭載。その代表例が、純正レジンの自動供給システムです。大型造形では常に気を配る必要があったレジン残量の管理も、画面上で簡単に確認可能。プリンターのインク残量をチェックするかのような手軽さで、造形作業の進捗を把握できるんです。

周辺機器も充実していて、未硬化レジンを除去する洗浄機と造形物全体を満遍なく硬化させる硬化機が、造形ワークフローを強力にサポートします。洗浄機は外気との接触を最小限に抑える設計で、気になる洗浄液の臭気を大幅に軽減。また、硬化機は加熱乾燥機能と4面均一UV照射により、プロフェッショナルレベルの後処理を叶えます。

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導入後のサポート体制も見逃せません。総代理店のサンステラ3Dモールを通じて、周辺機器や消耗品の調達をスムーズにこなせる体制を整えています。3Dプリンター導入後によくある、消耗品の調達やメンテナンスの悩みを最小限に抑える配慮が行き届いているのは安心です。

業界最高水準の16K解像度と300×160×300mmの大型造形サイズを両立した光造形3Dプリンターが、お値打ち価格で手に入る機会はレア。興味のある方は「GK3 Ultra」のスペック詳細を以下より確認してみてください。

>>UniFormation GK3 Ultra 16K 大型光造形3Dプリンター

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Source: machi-ya