CBSの「60 Minutes」を見てびっくり! なんと、神経科学者の研究の成果で、脳の認証だけで動くコンピュータ・インターフェースが出来たのです!
上の写真の男性は、目を動かすことで頭の中で考えていることを伝えていたのですが、頭の中で考えていることをコンピュータに反映させることができるようになりました。もちろん、まだ研究段階なので、1つの文字をタイプするのに20秒かかります。ちなみに、レポーターのスコット・ペリーさんもこのインターフェースを試しており、考えている文字に光があたったときに「その言葉だ!」と考えると、その文字が出てくる仕組みになっている、とのことです。
神経科学者はさらに研究を進め、サルの脳の中にチップを組み込み、脳内から発せられる信号によって、ロボットの腕を自由に動かせるようにしています。その様子は以下に置いてあります番組(動画)を見て確かめてください。ホントにビックリしました。
米lifehacker編集長のジーナは「これにプラスして、文字を選択する必要がない、夢のコンピュータが欲しい!」と感想を書いています。確かに、番組で紹介しているコンピュータがもっと進化して、考えていることをコンピュータや手元の機器に自動的に書き込めるようになったらスゴイですよね。30年後の子どもたちはiPhoneみたいな機器を持って、ヘッドホンをして、文字をタイプせずに、考えていることをメールで送り合ったりできるようになるかも。ふと、21エモンのある話を思い出しました...。
GIZMODOでも脳でセカンドライフしてみたり、チップの力で記憶力を高めたり、はたまた車いすを脳で操ったり、なんてエントリーもありましたが、未来のコンピュータがどうなるか、とても楽しみです!
Brain Power Video [CBS News 60 Minutes]
Gina Trapani(原文/訳:阿久津美穂)
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