言われてみればウェブとともに生活している我らが24時間、ボタン一つでウェブブラウザくらい普通に立ち上がってもよさそう。『Google Chrome』が目下は注目の的で、僕らはもちろん新しものが大好きなのですが、使い慣れた火狐をおいそれと手離すのも心もとないわけで。この『Google Chrome』のボタン一撃ブラウザ起動機能が『Firefox』にもあったらなぁ、と思った人には、ここで2つの選択肢があります。

Firefoxユーザーへ贈る、Tabslock計画は以下よりどうぞ。

 ●「Firefox版TabsLock」をダウンロードする。

(この選択肢をご希望の方はこちら(exeファイル)から)

●Adam Pashが編み出した「AutoHotKey」を駆使した新たな方法について読む。

(この選択肢をご希望の方は読み進んで行って下さい。)

さて、

それでは「AutoHotKey」の方法が知りたい皆さんに簡単に説明しましょう。

簡単なスクリプト

僕が使用している単純明快なスクリプトは下記の通り(最初の3行を省いて既存のAHKスクリプトに貼り付ければシステムトレイアプリを走らせなくてもOKです)。

#NoEnv ; Recommended for performance and compatibility with future AutoHotkey releases.

#SingleInstance force

SendMode Input ; Recommended for new scripts due to its superior speed and reliability.

Capslock::

SetTitleMatchMode, 2

IfWinExist, Mozilla Firefox

{

WinActivate

WinWaitActive

Send, ^t

}

else

Run %programfiles%\Mozilla Firefox\firefox.exe

return

+Capslock::Capslock

Caps Lockを押すとスクリプトが「Mozilla Firefoxというタイトルのウィンドウ」が開いているかどうかを検索します(WindowsではFirefoxnoウィンドウにはすべてデフォルトで入っています)
Firefoxウィンドウが既存の場合、「TabsLock Firefox」はウィンドウをアクティベートし、Ctrl+Tで新規タブを開きます。既存でない場合、Firefoxの新規ウィンドウを起動します。そしてCapsLockキーをCapsLockキーとして使用する場合はShift+CapsLockで代用するというスクリプトの最後の行に入れています(これはChromeのTabsLockと同じ)。

これは他のアプリでも応用の利くアイデアだと思うので、必要に応じてスクリプトを編集して使ってみて下さい。すっかり身も心もChromeに奪われてしまった方はオリジナル「TabsLock」をどうぞ!

CapsLockキーには他の仕事を任せたいという、野望のある方はAutoHotKeyを使ってみて下さいな。

Google Chrome用には、これからいろいろ出てきそうで楽しみですね。

TabsLock (for Chrome)

TabsLock Firefox(exeファイル) (alternate download link(exeファイル))

Adam Pash(原文/まいるす・ゑびす)

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