ネットワーク上だか、ネット上だかに自動的にデータをバックアップしてくれる安全なサービスが手軽にあれば良いのですが、なかなかどうして、一般の家庭でのパソコンデータのバックアップとなるとCDに焼いたりDVDに焼いたりすることが多いですよね。
そうであれば仕方がない。覚悟を決めた、ある雨の日曜日にデータのバックアップを取って、これで家内安全、健康第一、備えあれば憂いなし。と思うのも束の間。特定のデータを探している時にこのDVDの山の中のどこにデータが入っているのか、という次の問題に直面するわけです。
そんな問題の解決に、果敢に挑戦してくれるのがこのフリーソフト『Virtual Volumes View (VVV)』。このインデックス用アプリを使えば、どのファイルがどのDVDにバックアップされたのかを覚えていてくれるのです。手持ちのバックアップDVDを、VVVに一度読み込ませておけば、次回からはVVV内でディスクとそのコンテンツを表示させること可能。
検索すればロケーションが分かるので、一枚一枚入れて確認する手間が省けます。表示形式もディスクごとの物理ビュー、または1つのファイルシステムとしての仮想ビューが選択可能。MP3のメタデータやファイルの復元に必要なファイルだけを探し当てたり、と活躍の場面は結構多そうです。新規ディスクなのか、それとも既存データにあるDVDの更新版なのかも判断してくれるので、保存データが重複するのも防げます。
Virtual Volumes ViewはWindows/Mac/Linux対応のフリーソフト。
Linuxユーザの方で詳しいインストール方法を知りたい方は「Linux.com」のリンク先を参照してください。
それにしても安心できるデータの保存法をなんとか発明してもらいたいもんですよね。
あと、捨てる勇気というのはどこでダウンロードできるんでしょうか?
Virtual Volumes View [via Linux.com]
Kevin Purdy(原文/まいるす・ゑびす)
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