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阪急阪神不動産/シンガポールで5.67万m2の定温物流倉庫を竣工

2025年02月20日/物流施設

PR記事

阪急阪神不動産は2月20日、シンガポールのBoustead Projects、三井物産の100%連結子会社MBK Real Estate Asiaと共同で進めてきた物流倉庫「36 Tuas Road」を竣工したと発表した。

<外観図>
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「36 Tuas Road」はシンガポールトゥアス地区にて2023年4月に着工、2025年2月11日に竣工した。

阪急阪神不動産は2017年に、シンガポール西部のジャランブロー地区で物流倉庫「阪急阪神ロジスティクスセンター」を開業しており、本物件はそれに続く同国での2つめの物流倉庫案件となる。

全フロアが定温倉庫(22℃~26℃)であり、温度の影響を受けやすい消費財や製品の取扱が可能だ。

本物件は、断熱性能の高い外壁仕様をはじめ、高効率な換気システム・空調設備、太陽光発電システムなど環境に配慮した物流倉庫であり、BCAグリーンマーク2021において、最高ランクであるプラチナ認証と5つのサステナビリティセクションでそれぞれバッジを取得している。

この5つ全てのバッジ取得は、同国の物流倉庫では初となる。

<物件の立地>
20250220HankyuHanshin02 710x383 - 阪急阪神不動産/シンガポールで5.67万m2の定温物流倉庫を竣工

本物件の所在するトゥアス地区は、世界最大級の港として開発が進められているトゥアス港や官庁・企業・商業施設などが集中するCBD(Central Business District)へのアクセスが容易な土地だ。

さらにシンガポールとマレーシアの連絡橋であるトゥアス・セカンド・リンクの近くに立地しており、また製造・医薬品関連の企業が集積するなど、シンガポールの物流拠点として高い優位性を持っている。

なおトゥアス港は、自動化されたコンテナクレーン・コンテナ搬送車などの設備を有する港として、開発が4期に分けて進められており、第1期が2022年9月に開港、開発全体が完了するのは2040年代となる見込みだ。

■物件概要
名称:36 Tuas Road
敷地面積:約2万9900m2(約9000坪)
建物構造:地上5階建
賃貸面積:約5万6700m2(約1万7200坪)
着工:2023年4月17日
竣工:2025年2月11日

阪急阪神不動産/シンガポールでの物流倉庫開発に参画

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