Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

ホーム > 資料の保存 > 電子情報の長期的な保存と利用 > 電子情報の長期利用保証に関する調査研究

電子情報の長期利用保証に関する調査研究

国立国会図書館では、平成14年度から電子情報の長期的な保存と利用保証のための調査研究を進めています。
具体的には、文献やアンケートに基づく国内外の先行事例・動向の調査のほか、当館が所蔵するCD-ROMやフロッピーディスクの再生可能性の調査、マイグレーションやエミュレーションに関する調査、長期保存のためのシステムに関する調査などを行っています。

調査報告書(令和4年度)

国立国会図書館が収集・保存しているデジタル資料のうち、特に劣化が懸念されるフロッピーディスク(FD)の長期保存対策に係る調査を実施しました。本報告書では、FDの保存に関する基礎知識、マイグレーションに関する技術的動向、マイグレーションの手法と実際の手順、マイグレーション成果物の利用環境の構築手法等について報告します。

調査報告書(令和3年度)

(1)デジタル資料の長期保存に関する国内機関実態調査

国内の各機関における資料デジタル化やデジタル資料の長期保存に係る取組の現状、課題、優良事例等を把握することを目的に、大規模調査を実施しました。図書館に限らず、博物館、美術館、公文書館等を含む2,921機関から回答を得たアンケート及び一部機関へのインタビューの結果について報告します。

(2)光ディスクの状態検査の手法に係る調査

当館が所蔵する87万点を超える光ディスクの保存対策の本格実施を目指し、媒体種別(ROM、R、RW等)の判別や状態検査の手法について技術的な調査を実施しました。

調査報告書(令和2年度)

国立国会図書館が収集・保存している電子情報の利用提供方法の検討に資するために、旧式化したコンピュータ、OS、ソフトウェア等を現在の環境上に再現するエミュレーション技術について、調査を実施しました。本報告書では、エミュレーション技術の概要や近年の技術の進展、海外機関の利用事例等について報告します。

調査報告書(令和元年度)

国立国会図書館が収集・保存している電子情報の長期保存対策の具体化の検討に資するために、最近の関連論文、海外機関(図書館、文書館、博物館等)の長期保存に関する取組、電子情報の長期保存に関連する国内製品について、調査を実施しました。本報告書では、電子情報の長期保存に係る最新動向を多面的に概観できるよう、調査結果を取りまとめて報告します。

調査報告書(平成30年度及び令和元年度追加)

国立国会図書館が収集・保存している「パッケージ系電子出版物」のうちCD、DVDについて、長期利用保証に向けたマイグレーション作業を優先すべき対象の検討に資するため、媒体の劣化状況分析調査を実施しました。本報告書では、国立国会図書館がマイグレーションの方針を決定するために留意すべき点等、調査結果の概要を報告します。

調査報告書(平成29年度)

国立国会図書館が収集・保存している「パッケージ系電子出版物」について、長期にわたって利用可能な状態で保存する方法に関し、調査を実施しました。本報告書では、国立国会図書館デジタルコレクションへの登載を視野に入れたマイグレーションの手順確立を目指して課題抽出を行った結果と、長期保存に必要とされる保存メタデータ項目の検討及び付与の試行を行った結果を報告します。

調査報告書(平成28年度)

国立国会図書館では、電子情報の長期利用保証に係る調査研究の一環として、デジタル化されたコンテンツへの長期にわたるアクセスを保証する恒久的保存基盤の構築に向けた調査を実施しました。本報告書では、恒久的保存基盤の構築に必要と想定される技術要素について、海外の研究動向を調査した結果を報告します。

調査研究・報告書(平成18年度~平成22年度)

国立国会図書館は、平成18年度から平成22年度まで、電子情報の長期利用保証に係る調査研究を実施してきました。これらの調査研究について総括し、成果及び課題を提示するとともに、国立国会図書館の今後の取組の方向性について提案した報告書です。

各調査研究の内容及び調査報告書については、下記をご覧ください。

調査研究・報告書(平成14年度~平成16年度)

平成18年度から平成22年度の各調査の基礎となる調査研究として、平成14年度から平成16年度までの3か年に、電子情報の保存に関する国内の状況及び海外の研究・技術動向を把握し、今後の取組について整理する調査研究を実施しました。各調査研究の内容は、下記をご覧ください。

  • 平成15年度と平成16年度の調査研究の中で実施した、CD-ROMに代表されるパッケージ系電子出版物の利用可能性調査の結果をまとめたものです。『図書館調査研究リポート』は、図書館界や図書館情報学に関して国立国会図書館が実施した調査研究の成果報告書です。

このページの先頭へ