2020年、小学校の学習指導要領が変わり、10年ぶりに学校の授業が大きく変わる。
小学校での英語や“特別の教科”道徳、プログラミング教育など、求められる教育内容が一新される一方、保護者からは不安の声があがっている。
そこで番組では、教育の専門家が「コンシェルジュ=案内役」となって、「新しい授業で大切なポイント」を解説しながら、オススメの教育番組なども紹介します。
先生に教わったことを覚えるイメージのある社会科だが、1人1台端末を使うことで、児童自身が主体となって授業を進めることができる。
今回紹介する授業では、端末を使いながら、単元の学習問題に関して興味のあることを個別で調べる「個別最適な学び」と、調べたことを持ち寄ってクラスの友だちと理解を助け合う「協働的な学び」を実践している。思考ツールや『社会にドキリ』を活用しながら、学びを深める子どもたちを追う。
初めての子どもだけでの通学。新しく始まる教室での勉強…新しい小学校生活の始まりは、期待と同時に不安な事柄も少なくありません。
今回は入学直後の1年生が安心して学校生活を送るためのカリキュラム「スタートカリキュラム」がテーマ。
『すたあと』をスタートカリキュラムに取り入れた授業を通して、 “幼少期の学び”を、小学校の“教科の学び”につなげ、新1年生の学校生活を楽しくするためのヒントを紹介します。
これからの社会を生きるために欠かせないと言われる「情報活用能力」。
全国の学校では1人1台端末(パソコンやタブレット)の整備が、急ピッチで進められています。
これらの端末と『しまった!〜情報活用スキルアップ〜』を使って、子どもたちの「情報活用能力」を伸ばそうという授業の様子を見ていきます。
全国の小学校で始まった「プログラミング教育」は、必ずしも「プログラマーの育成」を目指したものではない。
子どもたちがある課題に対して試行錯誤をくり返すことで、論理的思考力や問題を解決する力を養うことをねらっている。
『テキシコー』を使った授業を通して、その様子を具体的に見てみる。
“特別の教科”になった道徳。しかし「価値観のおしつけにならない?」「成績や点数はどうやってつけるの?」といった不安の声も大きい。
『もやモ屋』を使った授業を紹介し、「考え、議論する」新しい道徳教育の姿を伝える。