マレガプロジェクトとは
マレガ・プロジェクトは、2011年にローマ教皇庁バチカン図書館で発見されたマリオ・マレガ資料の調査と研究のために、バチカン図書館と人間文化研究機構との協定に基づき発足しました。国内や海外から多数の研究者が参加し、2013年4月から2022年4月まで進められました。
この資料群は、戦前、宣教師マリオ・マレガ神父が、大分・豊後地域で収集したキリシタン関係資料を主とするものであり、その大半は新出の未整理状態にある重要な資料でした。プロジェクトは、これらを世界に向けて公開するため、日本側とバチカン側の協力体制の下、目録作成や保存措置、デジタル画像化の作業を進め、その成果を「マリオ・マレガ資料データベース」として公開しました。総レコード数は1万4642レコード、撮影コマ数は約4万に及びます。
本ホームページは、プロジェクトの内容と具体的な取り組み、また、活動の成果を公開し、日本資料の保存管理や調査方法の普及、日本文化理解の促進に貢献することを目的とします。