パリオリンピック(五輪)体操男子で4つのメダルを獲得した岡山市生まれの岡慎之助(20=徳洲会)が20日、岡山県民栄誉賞を贈られることが決まった。

五輪では個人総合、団体総合、種目別鉄棒の3冠を達成。団体総合と個人総合を合わせた1大会3冠は、1972年ミュンヘン五輪の加藤沢男以来52年ぶり。種目別平行棒の銅を合わせて、4つのメダルを獲得していた。

岡山県によると、岡の受賞理由は「県民に明るい希望と活力を与え、本県の名を高め、県民の誇りとなるすばらしい功績」と説明。

過去の受賞者はフィギュアスケート高橋大輔、なでしこジャパン宮間あや、女子バレーボール荒木絵里香、侍ジャパン山本由伸らがおり。岡で13人目。26日に県庁で授与式が行われる予定。

岡は21日までに自身のインスタグラムに、橋本大輝(23)らとリゾートホテルでリラックスした表情の記念写真を掲載。ファンからは「ゆ~くり休んでくださいね」「その雰囲気に切実に混じりたい」などと、多くの反応が届いている。