コーセー、中国生産撤退
化粧品「日本製」を前面
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コーセーは中国での化粧品生産から撤退する方針を決めた。年内にも現地生産子会社の高絲化粧品(杭州市)を売却。中国向け商品の全量を日本からの輸入と委託生産に切り替える。現地消費者の品質志向が強まるなか「メード・イン・ジャパン」を前面に出す。化粧品業界では資生堂も日本で2工場を新設する計画で、生産の国内回帰が加速している。
コーセーは1987年、高絲化粧品を設立。2000年に稼働した中国唯一の生産拠点...
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