GDBはオープンソースのデバッガで、プログラムのバグやクラッシュの原因を突き止られるため、プログラミングの際にはなくてはならない、Unix/Linuxプログラマにとっては必携のツールです。C、C++だけでなく、Java、Fortran、アセンブラ言語のプログラミングで重宝します。本書はGDB機能と基本操作、コマンドの説明をコンパクトにまとめたハンディなリファレンスです。日本語化に当たり、Emacsから使用する方法や、ほかのデバッグツールについての記述を加筆しています。
GDBハンドブック
Arnold Robbins 著、千住 治郎 訳
- TOPICS
- Programming , Linux
- 発行年月日
- 2005年09月
- PRINT LENGTH
- 104
- ISBN
- 4-87311-246-X
- 原書
- GDB Pocket Reference
- FORMAT
目次
はじめに 1章 概要 1.1 ソースコードのURL 2章 コマンドラインの構文 3章 GDBのグラフィカルユーザインタフェース 4章 初期化ファイル 4.1 .gdbinitファイル 4.2 .inputrcファイル 5章 GDBの式 5.1 値ヒストリ 5.2 変数とレジスタ 5.3 特殊な式 6章 テキストユーザインタフェース 7章 GDBコマンド(グループ別) 7.1 コマンドのエイリアス 7.2 ブレークポイント 7.3 データの操作 7.4 ファイルの操作と表示 7.5 プログラムの実行 7.6 スタックの操作 7.7 状態の確認 7.8 その他機能 7.9 テキストユーザインタフェースコマンド 7.10 よく使用するコマンド 8章 set、showコマンド 9章 infoコマンド 10章 GDBコマンド(アルファベット順) 付録A GCCを利用したデバッグ方法 付録B strace、ltrace 索引