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<連載>オーディオアクセサリーひとくちレビュー

【ミニレビュー】ハブで音が変わる?akitsukoのネットワークリファイナー「SW0200」

公開日 2025/03/10 06:35 園田洋世
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今話題のアクセサリーを毎週ピックアップして、音質改善のポイントをコンパクトにご紹介する「オーディオアクセサリーひとくちレビュー」。今回は、新興ブランド、秋山通信工業(akitsuko)の2ポート“スイッチングハブ”「SW0200」をピックアップ。音質のためにあえて2ポートとしたこだわりのアイテムの実力は?

ノイズフロアが下がり濃い音色に酔わされる

NETWORK REFINER(ネットワークリファイナー)「SW0200」はネットワークオーディオの音質向上を目的とした2ポートのオーディオ用スイッチングハブ。LANケーブルで繋ぐ機器の間に本機を介在させると、他のネットワーク機器からのノイズを遮断し、内蔵の低ノイズ電源、高精度クロック、厳選したパーツで構成した回路による高品質なLAN信号をネットワークプレーヤーに供給することができるという。 

背面には2系統のRJ-45端子を装備。ネットワークプレーヤーとルーターの間にLANケーブルで挟むだけと接続方法は簡単

BLUESOUNDのネットワークトランスポート「NODE 2i」の直近に設置して試聴してみた。ヴァイトハース(ヴァイオリン)、アヴェンハウス(ピアノ)によるブラームスのヴァイオリン・ソナタは、かなり下がったノイズフロアに、とても耽美的な表現が展開して驚く。ヴァイオリンとピアノの滑らかで澄んだ濃い音色に酔わされる。楽器間の距離も明瞭だ。

BLUESOUNDのNODE 2iと並べておいたところ。ネットワークプレーヤーの直近での利用がおすすめ

松任谷由実「雨のステイション」は伴奏の各楽音の音色と質感の描き分けが巧み。引き締まったヴォーカル音像には肉声感が強い。

宇多田ヒカル「One Last Kiss」でもヴォーカル音像が引き締まり肉声感が強い。電子音の3次元的位置が鮮明!

非常に素晴らしい効果だ。聴くと欲しくなる可能性がかなり高い。

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