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Rust製のオープンソースエディタ「Zed」のLinux安定版が公開

2024年7月11日

オープンソースで開発されているRust製のエディタ「Zed」のLinux対応安定版が公開されました。

主要なLinuxディストリビューションで動作すると説明されています。

Zedエディタは高速性が特徴、GitHub Copilotにも対応

Zedエディタは、GitHub社が主導して開発し人気のあったAtomエディタの開発者が、Atomエディタの開発終了後に新たに開発を始めたコードエディタです。

代表的なエディタであるVisual Studio CodeがWeb技術を用いた「Electron」フレームワークで開発されているのに比べると、ZedエディタはRustで開発されていることなどを主な理由として、軽量で高速な動作を大きな特徴としています。

Lnauguage Server Protocolに対応しているため、プログラミング言語ごとの適切なコード補完やコードナビゲーションなどが可能。ターミナル機能も統合されており、テーマによる外観の変更にも対応します。

またVimモードによるVimエディタのキー操作にも対応します。

生成AIと対話するための「アシスタントパネル」機能を備え、GitHub Copilotに対応するほか、OpenAI API keyの設定によりChatGPTを利用することも可能です。

ZedエディタはすでにMacに対応しており、今回のLinux対応でMacとLinuxへの対応を実現したことになります。Windowsにはまだ対応してません(初出時にWindowsに対応と間違って記載しておりました。お詫びして訂正いたします)。

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Junichi Niino(jniino)
IT系の雑誌編集者、オンラインメディア発行人を経て独立。2009年にPublickeyを開始しました。
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