ブースの中央にはホンダのミニバン「ステップワゴン SPADA HYBRID」と、コンパクトミニバン「フリード Modulo X」が配置され、それぞれの車内に「Honda Dogシリーズ」として展開されている純正アクセサリー商品が展示された。


同社営業部広報の石川伸子氏によると、昨年との大きな違いは、グレーを基調としたカラーの試作品を制作したこと。「ワンちゃんは青色と黄色が認識しやすいとされることから、当初はその色で販売し始めましたが、お客様から車の車内に合う色の物が欲しいというお声を頂きまして、ホンダ車の内装に多い黒にマッチするグレーカラーで統一しました」(石川氏)。

白いステップワゴンの助手席に展示されていたのは、簡易ケージ「ペットシートプラスわん」(19,440円)。これは、飼い主の顔が見えないとストレスを感じやすい犬のために作られた助手席向けの製品で、前面部がメッシュ構造となり犬が飼い主の顔を見やすくなっている。内側には飛び出し防止用のリードフックを用意した。

また、後部座席では「ペットシートサークル」(24,840円)と、「ペットフロアクッション」(10,800円)が展示されていた。「ペットシートサークル」は体重25kgまでの犬が乗り込むことができ、飛び出し防止のリードを装着可能。「ペットフロアクッション」は車の振動を吸収する低反発ウレタン素材でできており、足元に敷くことで疲れた犬がベッド代わりにも使えるアイテムとなっている。

一方、青いフリードの後部座席に展示されていたのが「ペットシートマット」(Sサイズ17,280円から)だ。前のシートの背面から後部座席のシートまで、後部座席の空間全体に敷くように利用することで、車内が汚れるのを防いでくれる。足元のファスナーを開ければ、シートの片側分だけマットを外して人が座ることもできる。

なお、以前から好評だった肉球デザインの「ペットセレクトノブカバー」(8,640円)については、新たな対応車種の商品が参考出展された。従来は軽自動車のNシリーズ専用だったが、新たにフリードやステップワゴンなど、普通車にも装着できるタイプが展示されている。

同じく肉球デザインのスマートキー専用カバー「ペットキーカバー」(4,320円)には、新商品が登場。“ぶち”や“ダルメシアン”の新柄が追加されたほか、愛犬の写真を印刷できる「MYペットキーカバー」(6,800円)が発売された。さらに会場では「Honda Dogシリーズ」では珍しく猫柄バージョンも参考出展。「いつもワンコばっかりなので、今回はちょっぴり遊んでみました」と石川氏。商品化されれば大きな人気を呼びそうだ。
ますます商品のラインナップが充実する「Honda Dogシリーズ」。今年もホンダアクセスのブースからは、目が離せそうにない。