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具材はひとつ、出汁も包丁も使わない「さつまいもの炊き込みごはん」|キッチンにひと工夫
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料理家の松本日奈さんが、キッチンにまつわるあれこれをつづる連載「キッチンにひと工夫」。

今回は、さつまいもをまるごと使った炊き込みごはんをご紹介します。

塩&バターの風味がたまらない!

10月〜1月が旬の「さつまいも」をまるっと使った炊き込みごはんはいかがですか?

炊き込みごはんって、秋を感じるメニューのひとつだと思いませんか?

出汁や具材の下準備が大変……というイメージがありますが、今回は出汁も他の具材も使いません。

具材はさつまいものみ、味つけはバターと塩のみ包丁も使わない、潔いレシピです。

さつまいもの炊き込みごはん

さつまいもは皮にも栄養と美味しさがたっぷりとつまっているので、残さず全部いただくレシピにしました。

今回は土鍋で炊く手順を紹介しましたが、もちろん炊飯器で構いませんよ

<材料>

・米…2合
・水…350mL
・塩…小さじ1
・さつまいも…小1本(200gくらい)
・バター…20g
・黒いりごま…適宜

<つくり方>

1. 米は研いで土鍋に入れ、水を加えて30分浸水させる。

2. 米に塩を混ぜ、よく洗ったさつまいもをどんとのせる。ふたをして中火にかける。沸騰して蒸気が上がってきたら弱火にして10分炊く。火を止めて15分蒸らす。

3. さつまいもを粗くほぐしながらバターを入れ、溶かすようにさっくりと混ぜる。

4. 器に盛り、黒ごまをかける。

<ポイント>

シンプルすぎるレシピなので、ポイントがあるとすれば、しっかり蒸らすこと。さつまいもがほっくりと仕上がります。

お好みでしょうゆをたらりとしてもいいですね。

今年の秋もあっという間に過ぎる気配。短い季節を旬の素材で存分に楽しみましょう!

調理10分、材料はさつまいもと砂糖だけ。シャリシャリ新食感の「粉雪大学芋」

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