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特徴1
水なしで服用
微粉末生薬成分がのど粘膜に直接作用。線毛運動を活発にして、のどの異物排出を正常に保ちます。
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特徴2
シュガーレス
夜寝る前でも、安心して服用いただけます。
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特徴3
眠くなる成分未配合
眠くなる成分を配合していないので、さまざまなシーンで服用いただけます。
一般的な薬と龍角散の
吸収・作用の違い
一般的な薬
血液中を通って全身へ
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水や白湯で服薬
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胃や腸で成分が溶出
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腸で吸収され肝臓へ
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肝臓から血液中に移行して全身へ
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目的の部位で作用し、体外に排出
※薬剤によって、吸収・作用の仕組みが異なる場合がございます。
龍角散
のど粘膜に直接作用
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水なしで服薬
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微粉末生薬成分がのど粘膜に直接付着
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のどの線毛運動を正常に
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キキョウ去痰作用
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カンゾウ抗炎症作用
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セネガ去痰作用
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キョウニン咳止め作用
健康に欠かせない
のどのバリア機能
「線毛運動」
のどには呼吸と一緒に体内に侵入してくるホコリやばい菌、化学物質、花粉等の異物を排出するのどのバリア機能「線毛運動」があります。
その働きのおかげで私たちは、健康に過ごすことができています。
しかし、空気の冷えや乾燥によって、「線毛運動」が弱まってしまうと、異物の排出ができなくなります。通常「せき」や「たん」によって異物を排出していますが、その「せき」や「たん」がよりひどくなったり、のどに炎症を引き起こしたりします。
炎症によって更に「線毛運動」が弱まってしまうという悪循環にもなり、体調不良を引き起こすだけでなく長引かせてしまうのです。
こんなときに
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咳が出る
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痰がからむ
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声がれ
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のどがイガイガ
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のどが痛い
服用方法
龍角散は、生薬成分がのどの粘膜に直接作用し、のどの線毛運動を活発にする薬です。
水で服用してしまうと、のど粘膜で作用する成分が流されてしまうので、くれぐれも水なしで服用してください。また、服用後、15~30分は飲食をお控えください。
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さじを中ブタから切り離す
- 2
中ブタを開けて。
- 3
さじに山盛りに盛って。
- 4
舌の上に薬をおき、ゆっくり溶かすようにしながら喉の方に運んでください。
製品情報
効能・効果
せき、たん、のどの炎症による声がれ・のどのあれ・のどの不快感・のどの痛み・のどのはれ
用法・用量
次の量を添付のサジ(山盛り1杯0.3g)で服用してください。
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龍角散は直接のどの粘膜に作用して、効果をあらわす薬です。
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必ず水なしで服用してください。
年齢 | 1回量 | 1日服用回数 |
大人(15歳以上) | 1杯 | 3~6回 |
11歳以上15歳未満 | 2/3杯 | 3~6回 |
8歳以上11歳未満 | 1/2杯 | 3~6回 |
5歳以上8歳未満 | 1/3杯 | 3~6回 |
3歳以上5歳未満 | 1/4杯 | 3~6回 |
1歳以上3歳未満 | 1/5杯 | 3~6回 |
3ヵ月以上1歳未満 | 1/10杯 | 3~6回 |
3ヵ月未満 | 服用しないこと |
用法・用量に関する注意
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用法・用量を厳守してください。
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小児に服用させる場合には、保護者の指導監督のもとに服用させてください。
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2歳未満の乳幼児には、医師の診察を受けさせることを優先し、やむを得ない場合にのみ服用させてください。
成分・分量1.8g(大人1日量)中
成分 | 含量 |
キキョウ末 | 70mg |
キョウニン末 | 5.0mg |
セネガ末 | 3.0mg |
カンゾウ末 | 50mg |
添加物 : 炭酸Ca、リン酸水素Ca、炭酸Mg、安息香酸、香料
よくあるご質問
「龍角散」の用法・用量にさじ1杯と書いてありますがスリ切りですか、山盛りですか?
専用のさじに山盛りで1回服用量0.3gになります。
のみ方はのどの奥の方に入れたほうがよいですか?
舌の上に薬をおき、ゆっくり溶かすようにしながらのどの奥の方に運んでください。のどの奥に入れますとむせることがあります。
ラインナップ
龍角散の歴史
200年の伝統
今も多くの方に愛用されるのど薬「龍角散」は、約200年前の江戸時代末期、現在の秋田県一帯を支配する東北有数の大名・秋田(佐竹)藩にて誕生しました。当主・藤井の先祖で、当時御典医を務めていた藤井正亭治(しょうていじ)が喘息に苦しむ藩主のため、藩に伝わる咳止め薬をもとに漢方・蘭方の長所を取り入れ、新しい薬を完成させます。これが後の「龍角散」となります。
龍角散と命名した由来は、当時配合されていた龍骨、龍脳、鹿角霜といった生薬の名を結びつけたと言われています。
藩薬から家庭薬へ
明治維新以後、「龍角散」は御典医であった藤井家に下賜され江戸に進出。秋田(佐竹)藩の江戸屋敷の近く(現在の東京・東神田)に居を構え、1871(明治4)年に製薬企業としてのスタートを切ります。以降、「龍角散」は広く国民のためののど薬となります。
国産生薬栽培の取り組み
医薬品の原料となる生薬は、現在その多くを輸入に頼っており、そこには価格の変動や品質のばらつき、供給の安定といった課題があります。株式会社龍角散は、秋田県をはじめとした各自治体と協力して、国産生薬の栽培に取り組んでおります。
そのひとつのカタチとして、「龍角散」に秋田県で栽培された生薬を配合いたしました。これは、農家のみなさまの努力、自治体の方々の協力によって、厳しい基準をクリアした薬用直物の本格栽培に成功した結果です。まだまだ微量ではありますが、確実な一歩。龍角散は、昔も今もそして、これからも、皆さまののどを守り続けます。