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すかいらーく／マレーシアのすき焼き・しゃぶしゃぶ店を子会社化
2024年12月18日 11:15 ／ 海外
すからーくホールディングスは12月12日、Createries Consultancy Sdn. Bhd.等（以下、CC グループ）の全株式を取得し、子会社化すると発表した。
CCグループは、マレーシアのクアラルンプール首都圏の商業モールにおいて、行列ができる人気店（現在13店舗）を運営している。
豚肉・アルコールを提供しない、ムスリムのお客向けのすき焼き・しゃぶしゃぶ店だが、高品質の肉を手頃な価格で提供できるノウハウで他社と差別化されており、今後の出店拡大が期待できる業態となっている。
一方、すかいらーくHDは2020年8月から同じしゃぶしゃぶ業態の「しゃぶ葉」をマレーシアに5店舗展開しているが、こちらは豚肉・アルコールも提供しており、中華系の人々を中心に多くのお客に支持されている。
しゃぶしゃぶ系の2ブランドを持つことにより、調達、配送、店舗デザイン、人材教育等、多くの分野で共通化でき、飛躍的に事業効率を高めることができる。
なお、CCグループが展開するブランド「すき屋」（Suki-Ya）は、マレーシア市場において10年以上の業歴があり、相当程度の認知度を有し、他社のブランドとの混同はない。
すかいらーくHDの資金とリソースを活用し、マレー系向け、中華系向けの2ブランド戦略で、マレーシアでの迅速な出店展開を進め、東南アジア諸国への出店も進める。
なお、株式の取得額は、すかいらーくHDの連結純資産額の15％と純資産額の15％を下回る金額であり、また守秘義務により非開示となっている。
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