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ミニストップ/リワード提供型リテールメディア「トクスルビジョン」導入
2024年12月06日 10:19 / IT・システム
ミニストップは12月4日、LMIグループが展開するリワード提供型リテールメディア「トクスルビジョン(旧AdCoinz)」を導入開始したことを発表した。
消費者へのリワード提供型広告を行うリテールメディアで、消費者・広告主・リテールを効果的に結びつけることが特徴。3者にとってメリットがある「三方よし」のサービスだという。現在、ジュンク堂書店やアカチャンホンポの店内サイネージに導入実績がある。12月3日からミニストップ店内、ミニストップポケットのキャッシュレスセルフレジで配信開始した。
リテールを訪れる消費者は、QRコードのスキャン、アプリのダウンロード、フォームの記入などのアクションを実行することで、その場でクーポンなどのリワードを獲得できる。
一方、広告主は消費者のアクションを促し、リワード獲得と広告効果の評価に関するデータを収集可能。リテール側は、広告収益に加えて、消費者によるリワードを活用した追加購入が期待できるという。
五郎川隆 商品統括本部長は「ミニストップアプリに登録しなくても簡単に使える仕組み。サイネージで簡単に広告を見られる。アクション完了でミニストップのみで使用可能なQUOペイが届く。さらに販促が加速される取組で、訴求効果が高まる」と述べた。
ミニストップでリワード型の広告を流すのは今回が初めて。会計を終えたタイミングでレジの顧客画面に自動放映するようにした。4分に1回のペースで店内のサイネージにも自動で映像が流れる。
トクスルビジョンの利用には、まずミニストップ店内のサイネージからQRコードを読み取る、またはミニストップアプリから「トクスルビジョン」のキャンペーンバナーをクリックする必要がある。その後LINEでメッセージを受信し、フォームを入力することでミニストップのみで使用可能なQUOぺイがLINEに届く。
報酬として得たQUOペイは現金併用も可能だ。
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