イオン/11月は、ブラックフライデー企画奏功しイオンリテール既存店5.2%増

2024年12月11日 11:06 / 月次

イオンが発表した11月度の主な連結各社の月次売上高によると、既存店売上高(前年同期比)は、総合スーパーのイオンリテール5.2%増、イオン北海道5.0%増、イオン九州6.2%増となった。

また、スーパーマーケットのマックスバリュ東海2.8%増、フジ2.7%増、いなげや4.6%増だった。ミニストップは1.5%増、コックス11.0%増、ジーフット4.3%増、キャンドゥ2.9%増となっている。

<主な連結各社の11月売上高前期比伸び率一覧>

業態 社名 前年同期比
全店 既存店
GMS イオンリテール 4.6%増 5.2%増
イオン北海道 9.2%増 5.0%増
イオン九州 5.8%増 6.2%増
SM マックスバリュ東海 4.1%増 2.8%増
フジ 1.7%増 2.7%増
いなげや 2.6%増 4.6%増
CVS
専門店
ミニストップ 1.1%増 1.5%増
コックス 12.2%増 11.0%増
ジーフット 0.4%増 4.3%増
キャンドゥ 3.1%増 2.9%増

11月は、円安や物価高騰の長期化により節約志向が一層強まる中、年末商戦の幕開けとしてグループ全体で「イオン ブラックフライデーセール」に取り組んだ。グループのプライベートブランド「トップバリュ」では、物流効率化や一括仕入れによるコスト削減を進め、購入頻度の高い日用品36品目の値下げを実施。2024年度累計で値下げした品目数は115品目となった。

総合小売事業のイオンリテールでは、過去最大規模となる2000以上のお買得商品や企画を用意して「イオン ブラックフライデーセール」を実施。食品・日用品の増量企画や衣料品の半額企画、防寒・節電対策商品を特別価格で用意したほか、美容家電や豪華食材をそろえた予約販売会などを通じて節約志向や高付加価値商品への需要に応え、セール期間中の売上は前年同日実績から約20%伸長した。

食品部門では農産、水産、畜産、グロサリー、デリカが特に好調で、既存店売上高は27カ月連続で前年を上回っている。

また、ヘルス&ビューティケア部門では化粧品や調剤用品が売上をけん引し、33カ月連続で前年実績を上回った。

スーパーマーケット事業では、主要企業10社計の既存店客数が8カ月連続で前年を上回り、既存店売上高は21カ月連続で前年実績を超えた。各社では、節約志向に応えるためトップバリュ商品の品ぞろえを拡充したほか、地域産品を活用した新商品の開発や、店内加工による出来たて商品の品ぞろえを強化している。

サービス・専門店事業のコックスでは、気温の低下に伴い冬物商品の販売が活発化。特にブラックフライデー期間中はアウターやボトムの販売が好調だった。

イオン/9月は、上場50周年記念セールなどでイオンリテール既存店2.6%増

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