西武HD/品川駅西口地区(高輪三丁目)都市計画の概要発表

2022年03月18日 16:40 / 店舗

西武ホールディングスは3月18日、品川駅西口地区(高輪三丁目)都市計画について、国家戦略特別区域における都市再生分科会が開催されたと発表した。

西武HDの連結子会社である西武プロパティーズが、京浜急行電鉄、高輪三丁目品川駅前地区市街地再開発準備組合、独立行政法人都市再生機構とともに事業主体となる「品川駅西口地区の再開発等促進区を定める地区計画」について、 国家戦略特別区域会議の下に設置された東京都都市再生分科会が開催され、同日、都市計画(素案)の概要を内閣府のホームページに公表した。

<都市計画の位置図>
都市計画の位置図

旧シナガワグースのあるA地区では、事務所、商業、ホテルなどで構成する地下4階、地上29階の複合施設を建設する。2023年度に着工し、2026年に竣工する予定だ。グランドプリンスホテル高輪、グランドプリンスホテル新高輪、ザ・プリンスさくらタワー東京などがあるB地区は、今回は建築計画が未定となっている。

そのほかの地区のC-1地区には、事務所、商業、受託、産業支援施設などで構成する地下2階、地上30階の複合施設を建設する。2024年度に着工し、2027年に竣工する予定だ。

<計画概要>
計画概要

品川駅西口地区は、品川駅周辺の改良や国道整備と連携した、駅前広場や歩行者ネットワークの整備、豊かな緑を生かした景観の形成やMICE機能の充実、およびこれらを中心とした国際ビジネス拠点の形成を目指している。

今後は、東京圏の国家戦略特別区域の都市再生プロジェクトとして、内閣総理大臣による区域計画の認定に向けて、東京都および港区の都市計画審議会や国家戦略特別区域会議等の手続きを進める予定だ。

西武グループとしては、4月1日のグループ組織再編により、総合不動産会社として新たなスタートを切る「西武リアルティソリューションズ」(新商号)が中心となり、最適な手法により、サステナビリティを意識した開発を行うことで、エリアの価値極大化を目指し、引き続き「最良、最強の生活応援企業グループ」に向かって挑戦し続けるという。

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