大手前通りを走る選手たち=松江城二の丸から撮影
大手前通りを走る選手たち=松江城二の丸から撮影

 「国宝松江城マラソン2024」(松江市、島根陸上競技協会、山陰中央新報社、国宝松江城マラソン実行委員会主催)が1日、松江市総合体育館前(松江市学園南1丁目)を発着するコースで開かれた。5回目のレースには日本陸連公認のフルマラソン(42・195キロ)と、ファンラン(4・5キロ)に計4067人が出場し、城下町や湖岸の風景を楽しみながら師走の松江を駆け抜けた。

 フルマラソンは松江城や宍道湖沿いの市街地を走り抜け、大根島や中海沿岸を通るコース。午前8時半の号砲と同時に、色とりどりのウエアに身を包んだ3806人が駆け抜けた。

 男子総合は2時間24分33秒で斎木優真さん(21)=松江市、島根大=、女子総合は2時間48分52秒で岩村聖華さん(40)=広島県、Y&I=がそれぞれ初優勝した。制限時間は6時間で3559人が完走した。ファンランには261人が出場した。

 沿道の観衆は旗を振るなどして声援を送り、ランナーを後押しした。9カ所に設けられたエイドステーションでは、しじみ汁や赤てんなどが振る舞われた。ボランティアや競技役員約千人が大会を支えた。

(新藤正春)

 

 <お礼>

 国宝松江城マラソン2024は関係者をはじめ、沿道の皆さまやドライバーの方々のご協力、ご声援により、無事終了いたしました。厚くお礼申し上げます。

 松江市

 島根陸上競技協会

 山陰中央新報社

 国宝松江城マラソン実行委員会