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台風19号

熱海・函南で約1万世帯が断水、土砂崩れで水道管破裂 静岡

 各地に甚大な被害をもたらした台風19号の影響で静岡県熱海市と函南町の広範囲で断水が発生し、14日に両市町は給水車を派遣して給水作業を行った。

 県によると、両市町の断水は12日午後6時半に函南町畑で土砂崩れが発生し、道路下に埋められていた県営駿豆水道の送水管約50メートルが損壊した影響で発生した。順次断水が始まり、14日午後5時現在で約9400世帯が断水している。県は22日ごろの解消を目指し、復旧作業を進めている。

 熱海市では14日、午前9時から市内3カ所に給水場を設け、給水車などによる給水作業を実施。また、午前中に給水車が4ルートに分かれ、市内を巡回した。15日の給水作業については同日朝までに市のホームページなどで告知するとしている。

 函南町では自衛隊などの応援も含め、計13台の給水車を派遣。ダイヤランド地区とエメラルドタウン地区の計4カ所で給水作業を行った。15日は午前7時から同様に給水を実施する。

 一方、県は14日、13日に同県牧之原市内の田んぼで男性1人が死亡しているのが見つかり、台風19号の影響による死亡と判断したと明らかにした。

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