14日午前2時ごろ、千葉県松戸市日暮の路上で、同市に住むアルバイトの女性(23)が犬にかまれたとする110番通報が、一緒にいた友人の女性からあった。約30分後には同市稔台の路上で、同市に住む飼い主の男性(71)も襲われてかまれ、一緒に犬を捜索していた県警松戸署地域課の男性署員3人が拳銃計13発を発砲し犬を射殺した。かまれた2人はそれぞれ左腕に軽傷。日暮では13日夜に10代後半の男性も犬に右腕をかまれて軽傷を負っており、同署は同じ犬にかまれたとみて調べている。
同署によると、署員らは犬を見つけた際、制止を試みたが襲いかかってきたため発砲した。犬がひるまずなおも襲おうとしたため撃ち続けると、犬は13発目で倒れたという。同署は「拳銃の使用は妥当で適切だった」としている。