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兵庫・維新県議団、みそぎの自主解散に賛否 結論持ち越し「覚悟を持って早急に」

「早急に結論を出したい」と話す維新県議団の岸口実団長(右)=26日午後、神戸市中央区の兵庫県庁
「早急に結論を出したい」と話す維新県議団の岸口実団長(右)=26日午後、神戸市中央区の兵庫県庁

兵庫県議会が全会一致で不信任を決議した斎藤元彦知事が出直し選で再選されたことを受け、日本維新の会の吉村洋文共同代表(大阪府知事)が県組織「兵庫維新の会」に県議会の自主解散を求めたことなどを巡り、同党県議団は26日の会合で今後の対応を協議。賛否がまとまらず、結論を持ち越した。12月3日に再度話し合う方針。

記者団の取材に応じた岸口実団長は「早急に結論を出したい。自主解散を提案する場合でも、パフォーマンスだと思われないよう覚悟を持ってやらねばならず、他会派とじっくり話をしたい」と述べた。

地方議会の自主解散は特例法に規定がある。出直し選の結果を踏まえ、吉村氏は24日の兵庫維新の会合で「議会自身も責任を取って県民の審判を仰ぐべきだ」として、自主解散を選択肢の一つに挙げた。

この日の県議団の会合では「このままでは議会の正当性が疑われる」とする自主解散賛成派と「議員側も、議会解散のリスクを背負い覚悟を持って不信任を決議した」とする反対派で議論が分かれたという。

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