(セ・パ交流戦、ヤクルト12-6ソフトバンク、1回戦、ヤクルト1勝、5日、神宮)ヤクルトが3本塁打を含む15安打12得点の猛攻で快勝し、3年ぶりの6連勝。ソフトバンクと交流戦首位に並んだ。セ・リーグでも中日と入れ替わりで5位に浮上し、最下位を脱出した。一回無死一塁から2番・青木の左中間への適時二塁打で先制。1点を追う二回には一死一、三塁から1番・山田哲が左翼席へ14号逆転3ランを放ち、四回に打者一巡の猛攻で7点を奪って主導権を奪った。先発した石川は6回87球を投げ、6安打3失点で3勝目(2敗)を挙げた。
燕打線の勢いが止まらない。二回に山田哲が3ランを放つと、三回に先頭の4番・バレンティンが左越え14号ソロ。ソフトバンクの先発・摂津をKOした。さらに四回無死一、二塁から青木がバックスクリーンへ3号3ランを運び、その後も4連打などで4得点。球場に燕党の大歓声が沸き起こった。
投げては石川が試合をつくった。3番手・村中が上林に7号3ランを浴びたものの、序盤のリードが大きかった。
ヤクルトの6連勝は、優勝した2015年の7月15日の中日戦から同25日の同カードにかけての7連勝以来。吉兆を呼ぶ連勝で風に乗った燕が巻き返す。