たけしは明大時代やアルバイトに明け暮れた“二十歳のころ”を1時間以上熱く語った=東京・大手町 (撮影・戸加里真司)
ギャラリーページで見る 昨年4月から掲載してきた年間大型企画も、ついに最終週。42人の大トリで登場するのは、お笑い界の最高峰に君臨するビートたけし(71)だ。お笑いコンビ、ツービートとして昭和の漫才ブームを牽引(けんいん)し、いまや世界のキタノと国内外で絶賛される映画監督でもあるが、20代は何者でもない若者だった。空白の青春時代から51年。芸人になって才能を大爆発させたたけしの準備期間は、二十歳のころにあった。