サンケイスポーツ特別版、競馬エイトでトラックマンを務めた吉田均(よしだ・ひとし)氏が10月3日、心筋梗塞(こうそく)のため、死去した。75歳だった。
吉田氏は1971年の競馬エイト(関東版)発刊当時から業務に携わり54年の長きにわたりトラックマン(競馬専門紙記者)を務めた。長年、競馬エイトの本紙予想の重責を担い、「攻めの吉田」の異名でフジテレビ系『スーパー競馬』、ニッポン放送『日曜競馬ニッポン』に解説者として出演。穏やかで優しい語り口と鋭い予想で多くのファンに支持された。
近年は夕刊フジでもGⅠレースの予想を披露していたほか、BSフジ『BSスーパーKEIBA』に解説者として出演していた。
通夜は7日午後6時、葬儀・告別式は8日午前11時から東京・大田区の臨海斎場で。喪主は兄、吉田健三郎(けんざぶろう)氏。