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レアル、逆転劇の立役者が自らの活躍予言…イスコとモラタが交わした言葉は?

2017.02.28

ビジャレアル戦での活躍を予言していたというモラタ(左)とイスコ(右) [写真]=NurPhoto via Getty Images

 26日に行われたリーガ・エスパニョーラ第24節、ビジャレアルとの強豪対決では、2点のビハインドをひっくり返して勝利をもぎ取ったレアル・マドリード。途中出場で大逆転劇を演出したMFイスコとFWアルバロ・モラタの両スペイン代表が、面白い表現で自身の活躍を予言していたという。

 一風変わった切り口で試合を振り返るスペインのフットボール番組『El dia despues』によると、この日は隣り合わせでベンチに座った両選手はキックオフ直前、イスコが「僕はメインディッシュになる」と話し掛けると、モラタが「それなら僕はデザートだ」と返したという。

 すると、2人の何気ない会話は現実のものとなる。まず、2点をリードされて迎えた58分にブラジル代表MFカゼミーロとの交代で投入されたイスコは、巧みなドリブルやパスで数々のチャンスを作り出すなど、嫌な流れを立ち切る活躍で試合の主役を演じた。一方、2-2の同点に追い付いて迎えた77分、フランス人FWカリム・ベンゼマとの交代で投入されたモラタは直後の83分、イスコのボール奪取から生まれたチャンスで、試合を決める値千金の決勝ゴールを叩き込んだ。

 頼りになるスーパーサブが数多くベンチに控えているのは、今シーズンのレアル・マドリードの強さの要因の一つである。しかし、「イスコとモラタは試合の流れを変えてくれた。彼らはもっと出場機会が得られてもいいだけの選手だ」と、試合後の会見で賛辞を送ったジネディーヌ・ジダン監督が、その言葉通り、両選手を先発メンバーに並べる試合も見てみたいものだ。

文=北村敦

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